出版社内容情報
エンドレス重版中! 殺し屋たちの殺し合い
”独裁国家”六篇法国にて、国のトップの座をかけた「六人の殺し屋による殺し合い」=教王戦が開催されることに。
ついに「女優」シャーロットとの直接対決に臨むシフ。
激戦の合間、「不当に命を奪うことは強者の特権」と主張したシャーロットに、シフは意外過ぎる反駁をする―――
さらにシフは、これまで見せることのなかった「奥の手」を披露して!?
【編集担当からのおすすめ情報】
既刊は重版連発!
かまいたちの山内健司氏や映画監督・黒沢清氏も賞賛の蠱惑的ダークサバイバル譚、待望の新刊!
5集では、シャーロット篇の驚愕な結末ならびに、未曾有の新展開が描かれます。
ぜひご一読ください!!
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
JACK
9
◯ 優秀な傭兵を各国に派遣し、武力で稼ぐ独立国家、六篇法国。この小さな島国のトップ、教王を決める六つの家の戦い「教王戦」を描く、殺し屋同士の殺し合いの物語。様々な登場人物になりきる「女優」のシャーロットと、謎の多い「殺し屋殺し」のシフの決着が描かれる5巻。最初の頃の面白さが薄れてしまった印象。これから登場する殺し屋たちに余程の魅力が無ければ読者を引っ張り続けられないのでは。2024/06/30
毎日が日曜日
5
★★★+2024/07/20
角
2
シャーロット編完結。ストーリーも好きだが、少しずつ主人公二人の謎が伏線のように増えてくる展開も好き。そして戦闘シーンの構図の美しさ。1コマ1コマ惚れ惚れする。2024/06/29
Dー
1
シフは相手を殺さないから毎回同じ展開になるのかなと思ってたけど、ちゃんとシャーロットはシャーロットの美学を守った結末で良かった。それにしても次の展開はどうなるのかまったくわからない。想定外の状況で2vs2の闘いに。シフと太一は三橋と誠一郎(最強)を倒せるのか。早く次巻が読みたい。2024/07/27
長野秀一郎
1
同じ作者の「東独にいた」も読んだが、通読して感じるのは胸焼けしそうな過剰さだ。刃牙やシグルイめく肉体の過剰は勿論ある。それに加え、精神の過剰が息苦しいほど示される。生きづらいから過剰になるのか、過剰だから生きづらいのか。2024/07/08