出版社内容情報
かつて、芹沢が畏怖した天才がいた!新章!
ラーメンフェスで芹沢の企みを看破した男、
彼はいったい何者なのか?
舞台は「ラーメン」というジャンルの過渡期だった
1990年代、ニューウェイブ系ラーメンの黎明期へ!
芹沢がまだ若かりし頃、互いの志に共鳴し、
切磋琢磨し合った「もう1人の天才」がいた…!
果たして2人の間にはどのような因縁が…?
そして20数年の時を超え、彼らの
ラーメン人生はふたたび交差するのか!?
知られざる天才の今を追え!
新章「原田正次」編、開幕!
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ネギっ子gen
29
【真の天才とは、圧倒的なパワーによってジャンルの再定義を迫る存在のこと】芹沢が認めた“もう一人の天才”原田。妥協は一切せず“ラーメンの可能性を追求”した男と20数年の時を超え遭遇――。芹沢と原田を女性陣が比較。原田は、<見るからに危険な香りが漂ってて/自分が悪いと気づいたら素直に謝るところもスカッとしててポイント高い/一見コワモテだけど実は繊細で…危なっかしくて放っておけない感じ>。で、一方芹沢は、<理屈ぽくって小意地が悪くて、なまじ優秀だから隙もなくて可愛げがゼロなの。あと、たぶん変態っぽいし>って😥2024/11/09
毎日が日曜日
11
★★★+ 原田の創作ラーメンはどれも尖っていて美味しそうだった。2024/05/06
オザマチ
9
原田のラーメンは確かに奇抜すぎて、お店でメニューに記載されていても頼みづらいだろうな。2025/03/13
コリエル
7
芹沢と袂を分かった天才という原田の設定は面白い。肝心の腕前がガタ落ちしているという安易なオチではないようなのに、かつての天才の再起に黄信号とはどういうわけなのか。気になるところで引いてる。2024/05/11
みやしん
7
理想と現実で道を違えた二人の天才。片や非情な采配を揮うヒネたハゲの口にする介錯/片やオンナが放っておかない孤高の復活はなるか。少数派とはいえ生き残る飲食店は必ずある。美味いだけじゃあやってけないのは本作全シリーズのは太いテーマだ。作者はキックボードがお嫌いなのかな?2024/05/08