ビッグコミックススペシャル オリジナル 没有漫画没有人生 〈２〉 - ビッグコミックス

望月ミネタロウ

小学館（2023/12発売）

• サイズ コミック判／ページ数 192p／高さ 21cm
• 商品コード 9784098627271
• NDC分類 726.1
• Cコード C9979

出版社内容情報

望月ミネタロウ空想エッセイ漫画、完結篇！

港町に海からの風が吹く。空に雲が流れていく。
何気ない日々が流れていく。かけがいのない時が流れていく。

子供の頃の大事件も、若き日の憧れも、
たしかに、あのとき、心の中にあった思いも───

横浜に住む架空の漫画家・峯月モチタロウの
ユーモアあふれる日常生活から創作の秘密が見えてくる。
空想エッセイ漫画、ここに完結!!


【編集担当からのおすすめ情報】
※峯月モチタロウは架空の漫画家です。
実在する個人や団体とは一切関係ございません。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

[ぐうぐう]

「何もない」というのは本当に「何もない」のではなく、やはり「何かある」からこそ「何もない」と思えてしまうのだ。「何気ない」というのも同じことで、「何気なくない」から「何気ない」と感じるはず。ともあれそこには大きな意義はないにしても、何か意味が存在している。そしてそれは、特別でないからこそ特別なのだと気付かされる。ありふれた、だからこそ大切な日常の、その滑稽で、だからこそ愛おしい日々。そこにこそ、漫画が活きると信じる望月ミネタロウを、誰もが信じたくなるはずだ。

2024/01/04

[コリエル]

完結。もっと読んでいたかった。作中、知人の病気の子のために、付き合いの無かった高橋留美子とけらえいこにサインを頼んだらとても丁寧な物を貰えて感動したという思い出話が出て来たが、コミュ障たることを妻から指摘される望月さんが子供のために連絡の労を取ったことも十分頑張ったと思うよ。そういう人となりが覗けるのが面白かった。

2023/12/27

[justdon'taskmewhatitwas]

十冊くらいストーリーのある漫画を読んでいて、新刊が出れば購入はしているが、どういう話になったのか思い出すため、前の巻を読み返すのが億劫になって、積読している状態が1年以上──。望月やすぎむらがバリバリ連載していた頃は、雑誌も毎週買って読んでいたものだが、今は──。でもノーコミック、ノーライフ。俺も本と自分の間に何もはさみたくない。

2024/12/20

[aki(漫画スキー)]

望月ミネタロウ先生が好きな人にはおすすめ。もちろんドラゴンヘッドも読んでたけど、ちいさこべえと万祝が大好きなのでその画風で先生の日常とわずかながらも前出の作品に関わるエピソードが聞けて嬉しい。それにしても家人さん素敵な方なのね。

2024/02/21

[たけのこ]

望月ミネタロウ先生のエッセイコミック。いいなー。シャツひとつ、Tシャツひとつとってもシャレてるんですよ。突飛な物を描いているわけじゃないけれど、可愛さを理解してそれがちゃんと線に出ている感じ。マンガの絵を理解しつくした先生だからこそ出る味。いいですよ～。

2024/01/06