出版社内容情報
受験って本当に「面白い」ですね!
桜花ゼミナール生徒達の受験は
ついに最終盤。
島津くん上杉くんの開成受験は
それぞれが別々の道を選ぶ結果に……。
しかし2月5日の夕刻、
島津くんの母親の携帯が鳴る--!
「勝負は2月5日までわかりません」
黒木の予言的な言葉の裏事情とは!?
上位校の入学辞退から幕が上がる
「補欠合格のドミノ倒し」
その波紋は”女子御三家”にも……?
僅差で辛酸を舐めた者だけが手にする
紛れもない「勝者の座席」をめぐる
激動の第20集!
【編集担当からのおすすめ情報】
「我が子には幸せになって欲しい」
「そのためには親である私が
失敗してはならない」
そんなプレッシャーを背負いながら
戦いの日々を送る保護者達が熱くなるからこそ
塾講師は常に冷静でなくてはいけない…!
混乱を極める大学入試改革、
高校からは受験できない中高一貫校の増加など、これまでの常識が通用しなくなっている激動の受験界。
いまや首都圏では4人に1人が中学受験に参加する現在において、
中学受験とはどんな仕組みなのか、そして勝利を勝ち取る戦略とは?
中学受験塾を舞台に、プロフェッショナルとして臨む塾講師と
生徒、保護者の、合格を勝ち取る闘いを
強烈なキャラクターと圧倒的なリアリティで描く、
時代の要請に応える作品です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
たまきら
30
娘が中学受験をしたいと言ったとき、何も知らない自分に読み友さんが勧めてくれたのがこの本でした。すっかりかわいくなってしまった生徒たちの合否に一喜一憂しつつ、はい来ました島津くん!…そして島津くんの気になる描写で最終巻へ。サクラどうする?はたして島津くんは!?…卒業式が終わった今読むとまた違った印象です。早く読みたいなあ。2024/03/22
Tomoichi
29
物語の回収が始まりましたね。とりあえず全員合格。息子のクラスは12人も私立に行くそうです。公教育への不信を文科省はどう考えているんだろう?彼らの子供も私立だね、絶対(笑)2024/02/10
けいこ
26
うわ〜まだ完結じゃなかった。合格発表が一巡し、繰り上げ合格ドミノが始まった。開成繰り上げの順くんのラストは何?やっぱり開成やめますか?息子のクラスメイトは中等部受かりながらも女子学院に決めて周りに勿体無いって言われてたな。じゅりまるコンビ、泣けた。まるみちゃんには湧泉のほうが合ってる気がするけど 笑 合格短冊、懐かしい。というか、この漫画全てが懐かしい。でももういいかな、という気になってきた。惰性で読むとは思うけど。2024/02/10
りらこ
26
発売日に買いに行く。この日の発売は、繰り上げ合格ドミノに合わせたもの。作中でも繰り上げ合格と、筑駒、慶應中等部の合格と、なかなかアツい。Twitterで以前中受の問題ってクイズみたいなものだ、模試の試験監督したことあるから知ってる、みたいな事言ってる人いたけど、違うと思う。勿論知ってるかどうかで答えられる問題もある。インドの今の首相は誰?とかね。で、戻るけど、繰り上げ合格だからといって悲観する事は全くない。合格時順位なんて関係ないよ。その後の6年間どう過ごすかだから!と言いたい。2024/02/08
ことちん
10
中学受験の合否が全員明らかになる。補欠合格も出始めて報われる子供たちに思わず涙。受験中の親の気持ちが分かりすぎて泣けて来る。2024/03/01