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出版社内容情報
愛犬と老人深い絆を描く感動の終活譚
刈田有三81歳。かつかつの年金で生きている。心の支えは一緒に住む
愛犬のもも。刈田はももといられさえすれば幸せなのだ。ある日検診で
余命一年と宣告された刈田。里親を探し出すために必死で動き出す
刈田の行く手を待つ運命は…・?
読んだ人みなが心を震わせた老人と愛犬の深い絆を描く感動の終活譚です。
【編集担当からのおすすめ情報】
人間の切実な思いを描いたら屈指の作家・山本おさむ氏入稿の
愛犬物語です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ぐうぐう
29
余命を宣告された老人。貧困ゆえに満足な治療は受けられない。ましてや、たったひとりの家族である老犬ももを置いて、入院などできようがない。老人は残された時間を使い、ももの里親探しに奔走する。ももを拾った日のこと、先に逝った妻への痛恨、迫り来る死を前にして、老人の胸に過去が去来する。いや、そうではないだろう。ももという存在が彼に未来を感じさせるがための、これは作業なのだ、きっと。偶然と呼ぶにはあまりにも都合の良い出会い(しかもひとつではない)が描かれているが、それは決して山本おさむの怠慢からではない。(つづく)2023/04/23
キーにゃん@絶対ガラケー主義宣言
5
書店で見た時、これは泣かされちゃうヤツだな~、ヤバいよな~と一瞬躊躇したが、ももの可愛さに購入。老いとペットの問題は…遠くない未来ゆえか辛気くさくも身につまされる。2023/04/15
Nobuko
5
愛犬との最後の日々2023/04/03
mitsuya
2
このシリーズ、わびしすぎるし、辛気臭すぎる。老人が題材でももう少しなんとかならないものか。。。2023/04/04
音吉
1
切ない。世知辛い。 将来にぼんやりとした不安を感じる人、動物を買ったことがある人、亡くなった身内がいる人、、いろいろな人にささる話だと思う。 電車の中で読んではいけないくらい泣けます。2023/04/11