出版社内容情報
僕らの「医療」を……新駅に繋げましょう。
謎の頭痛に悩まされながらも、自身と同じく鉄道が大好きな
虎鉄(こてつ)少年の手術に臨む外科医・八柳。
ところが手術直前、「右目が見えない」という
さらなるアクシデントが発生してしまう…!
執刀をあきらめた八柳は、日頃より医師としての姿勢を批判してきた英樹に
少年の手術を託した--両者の心中が大きく揺れ動く…!
さらには鈴懸(すずかけ)家との不穏な繋がりを持つ男・黒田が、
一人息子を連れて真心の元を訪れる--!!
【編集担当からのおすすめ情報】
医者であるからこそ、自分の体調を見極め決して無理はしない。
医者であるからこそ、多少の無理をしてでもなんとしても治してあげたい。
人によって答えは異なるかもしれない
ふたつの相反する信条がぶつかる小児センター。
手術の成否は? 八柳の安否は? そして真心は何を語るのか…?
医師のあるべき姿を問う最新刊は、後半
物語のキーマンとなる男・黒田がいよいよが登場。
サッカーで将来を期待されている彼の息子と真心の出会いは
センターに何をもたらすのか--
いよいよ核心へと入ってゆきます!必読!
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
たかぴ
3
お医者さんになっても片目の視力を失うのはかなりキツいな。 思春期の男の子が自分の身体を不調を隠したがるのは分かるし、よく描けてるよなー。2023/09/16
かなっち
3
医師のあるべき姿を問う最新刊は、臨機応変に危機を乗り切った…問題児のお兄さんがカッコ良くて株が上がりました。『医者であるからこそ、自分の体調を見極め決して無理はしない。医者であるからこそ、多少の無理をしてでもなんとしても治してあげたい』人によって答えは異なるかもしれませんが、自分はやっぱり無理はしてほしくないですね。今回のように、手術中に倒れるなんて…言語道断だと思います。そして、血便に苦しむサッカー少年のエピソードでは、はっきり原因が分かっていませんが、取り返しのつかないことになる前に治療を受けて→2023/05/10
笠
3
3.5 新刊読了。何やら院長と因縁のあるコンサルの男と、その息子のサッカー少年。いやー、いくらユースのトライアウトが控えてるとしたって、血便がビャービャー出たら強がってらんないだろ、流石に。中学くらいなら冗談抜きで「俺死ぬのかな?」と思ってブルブル震えて泣いちゃう自信がある。そんなことより、腹痛の訴えがあって貧血反応があっても、血便がないということになると原因不明になってしまうのか。患者に治す気がないと医者にはどうにもできないというのはその通りだと思う。2023/04/13
ぽんだま
3
なんの病気なのか気になりすぎる。そして父親と鈴懸家の因縁。早く続きがよみたい。2023/04/12
Michiko Kikuchi
2
ええっ??どうなるどうなる?2023/05/11