出版社内容情報
鳥飼 茜[トリカイ アカネ]
著・文・その他
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ぐうぐう
19
失った者を追うとは、空いたピースを埋める行為のことだ。追えば追うほど、ピースは埋まるどころか、失った者が失ったモノを見つける行為へとはまっていく。そして追う者は自身の喪失を認識せざるを得なくなるのだ。この「失う」という迷宮、沼の深み、あるいは呪いからは逃れることができないのか。「じゃあひとつだけ教えて。爆発するはずやった小説の才能。生きた証のはずの子供の命。絶対に裏切らんはずの夫。どれが本当にお前のもの?」失われた者がそれを追う者に問う。「どれもまぼろし。」(つづく)2022/08/16
てつ
4
だんだんカオス。何が真で何が虚?どんな結末が待ち受けてる?2023/05/15
さおり
3
登場人物みんなヤバいけど、主人公が一番やばい。主人公なんだけど、台風の目のように主人公を中心に暴れているような。2023/10/25
永遠子
3
…しんどい。体調悪いときや精神的にまいってるときに読んだらダメな話。史くんの言っていることがひとつも理解できなかった。だから理津子が殴ったときは、スッキリしたというよりほっとした。やっと黙らせてくれたと。この巻で読むのやめようと思ったけど、あとがきを読んで覚悟を決める。あと3巻、見届けよう。鳥飼さんがんばって。2022/08/26
A
2
なんとなく覚えている事を頼りに読み進めている。しんどくなるよね、読んでると。2023/07/28