出版社内容情報
笑えて痛快! 超辛口グルメ評論漫画。
「私はグルメの世界を公明正大にしたいのだ」ーー
「グールマン」の筆名で、ネット中心に覆面グルメ評論を続ける男、半田彦助。
怒れる信念の男が、金と権力にまみれたグルメ業界をブッタ斬る。
【編集担当からのおすすめ情報】
ネット社会になり、グルメサイトで店の論評が誰でもできる時代。
それでいて、蘊蓄や世評に影響されて
安易に「うまい、まずい」を言う人が増え、
味に対する正統な論評がなされぬままに
店が評価されてる現状に、一石を投じたい。
この漫画は「自分の舌を信じる」とは何か、がテーマです。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
山口透析鉄
23
この巻のみ試し読みで。 グルメ評論家マンガ、でした。 食べログのヤラセレビューとかって今でもありそうです。日本版ミシェラン、もどうでしょうか。主人公のグールマン氏の思い、分かります。美味しんぼとかだったらどんなふうに描くでしょうか。 巻末の原作者氏コラムも可笑しかったです。池波正太郎氏の食べ方とかとは違うようです。2023/12/13
てつ
4
ありがちだが、少し個性的。悪くはないな2023/11/16
池野恋太郎
3
グルメ評論家の漫画。面白い要素はあるのに話構成を雛型にはめて安っぽくして潰してしまってる。色々と惜しい。2023/06/07
やいとや
2
グルメ漫画数々あり、どこまでニッチなツボを押せるか競争といった趣きの昨今だが、こちらは「グルメ批評漫画」。ジャーゴン化しているラーメンハゲを引き合いに出すまでもなく、「料理ではなく情報を食う」手合いへの批判的表現は喜ばれるんだろうな、とは思う。だが、主役の半田がラーメンハゲ程の強かさがなく、批評家に潰された店をもう一度開く、という目的にはイマイチやっている事が迂遠、と物語の波に乗り切れないきらいがあるのが惜しい。ライヴァルポジションの阿蘇山も単純過ぎる悪役で、読み切りならともかく出ずっぱりには弱いのも難。2024/04/15
Hiroki Nishizumi
1
それほど面白くなかった。これなら美味しんぼで十分だ。2024/03/12
-
- 和書
- 吉本隆明の方へ