出版社内容情報
連続TVドラマ化決定、大ヒット最新刊。
「大多数を占める善良な不動産屋に詫びろ」
――悪徳不動産屋・ミネルヴァ不動産の鵤社長に
永瀬が放った強烈な言葉の続きは、こうだ。
「おまえらのような一部の悪徳不動産屋のせいで、
世の中の不動産屋のイメージまでもが悪くなってんだよ」
そして、ついに、永瀬は鵤に宣戦を布告する。
「必ずおまえらをぶっ潰してやるからな。首洗って待ってろ」
原野商法、住宅ローン事務手数料、物上げ、家賃滞納――
不動産業界の行く末をも左右する
「登坂不動産VSミネルヴァ不動産」の闘いが、さらに激化する。
不動産営業の本音を曝け出す痛快皮肉喜劇、待望最新刊!!
【編集担当からのおすすめ情報】
4月よりNHKで連続テレビドラマが放送開始予定(主演・山下智久)。
今、各方面から注目されている漫画です。
今巻も、面白さの勢いは止まりません。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
あたびー
25
今度はミネルバ不動産から駆逐された(はずだが関連会社にいた)十影くん(なんとマダムの亡き夫の孫!)を登坂不動産で面倒を見ることになった長瀬くん(はー、ややこしい)。定時に帰り売上向上にも欲のない理解不能の十影に翻弄される。しかし十影のキャラ、以前と違う感じが…?まあ、いっか。ドラマの方も山P好演で楽しんでます。2022/05/07
しぇん
19
✖️✖️世代というの個人的に好きでは無いですが、Z世代の部下登場。絡むキャラを色々変えることで話の展開を増やしてるのでしょうが、増えるの早いなとも思ったり。しかし時事ネタも挟みつつですが、ネタが尽きないあたり不動産の闇は深いんだろうなと思ったりも2022/04/08
あっくん
7
今回のテーマは「原野商法」「住宅ローン事務手数料」「物上げ」「家賃滞納」の4つ。新しく長瀬の部下となったZ世代社員の十影が良い味を出している。同調圧力に屈せず、従来の価値観に囚われずに働く彼もまた己の価値観に「正直」だからだ。逆説的に言えば、社会性がある・協調性があるということは己には正直ではないということかもしれない。 正直であることは難しいが、何もかもでなく絶対に曲げられない己の芯だけは曲げないことしかないと感じる。ただ、皆誰もがその芯を決められないのだ。2022/09/17
もだんたいむす
3
新人にも新人の過去があるな。2022/11/20
笠
2
3 新刊読了。「住宅ローン事務手数料」とかの話は、知識がないとマジで知らない間に搾取されると思うし、そういう知識不足による搾取は、不動産取引に関わらずあらゆる所で行われていると思う。登坂不動産所属となった十影はなかなか面白いキャラクター。そもそも、コンプライアンス意識って世代が下がるほど備えていると思うが、そういう正直者がそもそも不動産業界で働くか?って思うと疑問で、やはり不動産業界に就職しようという時点で遵法精神がちょっと乏しい人なのではと疑ってしまうのは流石に偏見か。2022/05/19