出版社内容情報
過去を消せぬ永瀬が、十字架背負って進む。
課長代理に昇進した永瀬財地。
だが、かつて口八丁であくどい売り方をした
事実が消えることはない。
クリーンな不動産会社へと舵を切った
登坂不動産にあって、永瀬の過去は一番のネックに…!!
ついに、ライバル会社・ミネルヴァ不動産が
鵤社長の指示で永瀬を、登坂不動産を潰しに打って出る。
契約不適合責任、賃貸併用住宅、二重譲渡、建築確認――
風雲急を告げる不動産営業戦争、大緊迫。
不動産営業の本音を曝け出す
痛快皮肉喜劇、第12弾!!
【編集担当からのおすすめ情報】
「ビッグコミック」大人気連載作品、待望の最新刊。
不動産と関係のあるすべての方、必読!!
「売る人」「買う人」だけでなく、
「貸す人」「借りる人」、そして「住む人」も。
そう、すべての方が必読の大ヒットコミックです。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
しぇん
12
決着をつけてしまたら物語おわってしまいそうですが、鵤社長。何度目の決戦予告なのか、もうわからないです。まぁ今巻は桐山さん、岩沢君の話中心でしたが面白かったです2021/09/04
アルカリオン
11
「嘘がつけない」という設定が「余計なことを言う」になってきているのが引っ掛かるな。この漫画の最大の売りは「ストーリー」ではなく「業界ネタ」だと思っているが、「ストーリー」としては「嘘がつけない」という設定は核心部分のはず。そこはブレないでほしい。2021/11/16
もだんたいむす
4
永瀬と桐山の友情みたいなモノが感じられた。2022/11/19
あっくん
4
今回は「契約不適合責任」「賃貸併用住宅」「二重譲渡」「マンション全体の登記確認」という4つのエピソード。 それぞれからの学びは、①契約時にその物件の不具合が明記されている場合があるので必ずチェックする②安易に併用住宅に手を出すのは危険、デメリットもそれなりにある③契約締結、金額支払後も登記が終わるまで油断するな」④戸建てでもマンションでも、登記簿を自分自身で確認すること。 業者の話を信用するだけでなく、必ず自分自身で確認すること。 2022/01/30
笠
3
3 新刊読了。読んでるときはへーとかほーとか思うし、読み終わった直後は不動産についてすごく勉強になったような気分になるのだが、実際どんな知識がついたかというと3日後には全部忘れている。「不動産屋は都合の悪い情報を隠して契約させようとしてくるから気を付けろ」という注意喚起というだけでも意義はあると思うが。巻末の事故物件サイトの大島てるとの対談も面白かった。2021/09/28