出版社内容情報
残された人としての時間をどう生きる?
ぶ厚い雲に覆われ陽が差さなくなった遥か未来の地球。
植物が枯れ酸素も薄くなった世界。
しかし人類は、人を植物に変える技術を開発し、わずかな酸素を作り出して生き延びていた。
先の見えない世界でも人として生きるか、苦しみを捨て植物として新たな生へ踏み出すか。
人々は選択を迫られるーー
【編集担当からのおすすめ情報】
斬新な設定と、その世界観を裏付ける圧倒的描き込み!
その熱量を是非ご堪能ください!
また、主人公トーシローと幼馴染のヨミコの二人に待ち受ける試練も見どころです…!
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
しましまこ
12
殺人霊花アイヴィー、ますます面白い。2021/10/27
昱ュイ
6
ふたりの時間は楽しく安心できる特別な空間でいつも美味しいご飯があった。ヨミコの今後が宣告された時初めてはっとした。トーシローにとってはそもそも食卓につくこと自体稀有だったがそこにヨミコの存在が加わることによってさらに特別な時間へと昇華したのではないか。仕事を共にし自らの余命を意識しそしてヨミコが瀕死の危機に晒された事で彼にとっての彼女の存在は一層特別なものになったのでは。転花を取り巻く倫理的問題や、作中の世界のSF的設定の新規性ばかりを楽しんでいたが前述のような感動要素も質が高かった。最新刊まで買いです。2023/01/30
kanon
5
めちゃくちゃ面白い。作者さんは漫画が上手い。今最も面白い作品の一つ。2021/09/22
てつ
4
とても読みにくいとっかかりだったが、慣れてきた。意外な方向への展開。発想、創造性は異端。すごいのか、すごくないのか2024/03/07
とにざぶろう
2
1巻から連続で読んだ。とても面白い。絵柄とテーマから勝手に読みづらそうな印象を受けていたのだが、そんなことはなく、テンポ良く読み進められた。ヒロインがかわいい。続きが楽しみだ。2021/09/12