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出版社内容情報
ちばてつや、23年振りの最新短編集!!
巨匠・ちばてつやの23年振りとなる短編集!
戦後の満州引き揚げを描いた「家路 1945-2003」、漫画家デビュー時に謎の体調不良にさいなまれた日々を描く「赤い虫」、トキワ荘グループとの交流のきっかけとなった”事件”を描く「トモガキ」、そして最新発表作となる、名作『のたり松太郎』誕生前夜を描いた「グレてつ」といった、2000年以降に描かれた氏の貴重な自伝的読み切り作品を、掲載当時のカラーを含め完全収録!
【編集担当からのおすすめ情報】
ビッグコミックにて『ひねもすのたり日記』を連載中の、ちばてつや氏23年振りの短編集となります。
『あしたのジョー』『おれは鉄兵』『のたり松太郎』といった数々の名作を描いてきたちば氏。魅力あふれるキャラクターとともに市井の人々に向けた優しい視線が短編の中にも溢れています。
漫画史を語る上でも貴重な、氏による自伝的読み切りを集めた短編集です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
たまきら
37
高階良子さんの追憶マンガを読んだので、ふとこちらも読みたくなりました。有名なカンヅメ場所・講談社の洋館エピソードがあるんですよ。しかしちばてつやさんは素敵だな♡2023/03/30
ぐうぐう
35
単行本未収録を集めた、ちばてつや23年ぶりの短編集。追想とタイトルにあるように自伝的短編ばかりを収めている。奉天で終戦を迎えた少年時代や、『あしたのジョー』最終回秘話など、エッセイやインタビューですでに紹介されているエピソードも、こうしてひとつの漫画作品として昇華されると、また格別な感慨がある。何より、そのうまさに舌を巻くのだ。ちばてつやは長編漫画家のイメージが強いが、そのイメージを覆す秀作ばかりだ。つまり、体験に酔っていないし、依存していない。中でも「トモガキ」がいい。2021/05/04
akihiko810/アカウント移行中
33
ちばてつやの自伝的短編マンガを集めた短編集。印象度A 幼少時の満州引き上げ、漫画家になってノイローゼ(体に虫が這う)、缶詰中にいたずらしたら大けがして入院し、トキワ荘の石ノ森・赤塚に原稿を代筆してもらう話、「ジョー」がおわって「のたり松次郎」ができる話、の4編。 特に「トキワ荘組に代筆」の話は本作で初めて描かれた話だろう。マンガ界の生き証人による回想録。めっぽう面白い。ちば先生には長生きしてもらいたい、本当に2022/04/08
たまきら
33
既読の作品もありましたが、同時に借りてきた原水爆漫画コレクションとともに読めたことが理解を広げてくれたように感じました。戦時中の話もそうですが、戦後漫画家になってからの缶詰め現場の豪華メンツにびっくりしたり。カンパンを食べて一気に依頼された絵を描き上げるシーンで、ほろり。好きです、この人。2021/07/23
ひさか
29
ビッグコミック2003年10月25日号家路1945-2003、2008年6月10日号赤い虫、2021年4月25日号グレてつ、ヤングマガジン2008年11月17日号,11月24日号トモガキ、の短編を2021年5月小学館から刊行。まんがdaytodayでのトップバッターがちばさんで、あ、こんなの書かれるんだぁと思い、そういえば最近連載マンガ以外での活躍をよく目にします。これを見つけられて嬉しかった。いつまでも続いて欲しいです。2021/10/31
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