出版社内容情報
『累』の松浦だるまが描く新たなる世界!
時は天保。うだつの上がらぬ下級武士、竜土鋼之助。
亡き父母の願いは、ただ立派な“武士”として生きること――
しかし鋼之助には、それができぬ“ある理由”が……
【編集担当からのおすすめ情報】
天保から幕末、そして――
『累』の松浦だるまが、大きな時代のうねりに翻弄される一人の男と二人の女を描きます!
前作とは打って変わった題材ながら、登場人物のコンプレックスに深く切り込む作者の思いにぜひご注目ください!
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
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19
初版2020年。麒麟の川島さんが紹介されていた一冊。気になって読んでみたらおもしろい。刀に触ろうとするとくにゃりと曲がる。武士が刀を触れないなんて...と苦しむ主人公。設定がすごい。月さんは何者なのか。周りの登場人物(?)も気になる。気になることだらけでおもしろい。2023/04/08
イチイ
13
金属に触れようとすると曲がってしまう謎の体質を持つコウノスケは、刀を持つこともできず絶望のあまり死のうとするが、謎の美女ツキと出会い結婚することとなる。ツキとの未来を思い描いていた矢先に、呪術を使う集団に襲われるツキを奪われてしまう。なんとかツキを取り戻そうとするコウノスケは、自らの体質がこの戦いに役立つ力であったことに気づく、という時代超能力バトル漫画。敵として出てくるのが巫女や呪術師で、江戸時代にどんなひとたちがいたのかが色々紹介されていて面白い。バトルなので次々に入れ替わる感じではあるが。2023/04/17
じお
10
★★★☆☆ 金属から嫌われ刀を持つことが出来ずまともにお勤めをこなせない武士・鋼之助、そんな彼のもとに突然美女との縁談が持ち込まれる、月と名乗る彼女は献身的に彼に尽くすが全く身に覚えがない、果たして彼女の正体とは、嫌われるってレベルじゃない異能力時代マンガ第1巻。面白かったです、麒麟の川島明さんがTVで紹介していて気になったので読了、異能を持つ主人公の武士としての悲哀や、健気な月の魅力、端々に出てくる意味深なフレーズに、異能バトルマンガっぽい展開になりそうな引き、青年誌だから画力も高めで良き、→2023/08/30
しましまこ
9
なんだこれは、訳分からんが面白い。2022/11/30
yn_rem
6
累とおんなじ作者が描いてたやつ、気になっていて読んだ! 設定とまだまだわからないところがめっちゃ多くて続きが気になる。 絵がめっちゃ好き!目の描写が特に凄いと思う2021/09/02