出版社内容情報
「悪」の烙印を背負い、二人生きていく。
元恋人・滝沢からの、日向子への度重なる脅迫。
その悪意は、ついに日向子の妹・瑞樹にも向けられた。
怒りを抑えられない夏樹は東京へ。日向子もまた、
ある決意をもって滝沢の自宅へと向かった。
しかしそこで待っていたのは…愛情と憎悪の
入り混じった、地獄だった。
滝沢が、日向子が、瑞樹が語る「7年前の真実」。
日向子と夏樹、姉弟の愛の行方は？
情念あふれる渾身作、完結。
【編集担当からのおすすめ情報】
スリリングな展開で大きな話題となった注目作品、ついに完結です。「姉と弟の愛」というタブーに真正面から挑んだ本作、二人に用意されたのはどんなエンディングなのか…ぜひその目で確かめてください！
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
てつ
4
うーん、あまり理解できない世界観。まぁこういう形もあるのかも。あまり印象に残らないだろうなぁ2024/04/13
うぃ
2
１．５ うーん、好きな展開じゃなかった。終わり方も好きじゃない。2020/12/08
Fumitaka
1
ハッピーエンドでよかったが僕は主人公と弟が自分たちの愛が「本物」と自覚する過程をもうちょっと見たかったでしょうか。「家族以外の誰にも迷惑かけてない君達が、何故あそこまで叩かれたのか」ずっと考えていたとする滝沢さんの演説場面は奇しくも何らかの本質を衝いている気がするが、仮に彼が「敵役」の嗜虐的な変態ではなく、ユキさんの位置で登場していたらどんな作品になっていただろう。最後呼び方が「日向子」になってるな。「姉ちゃん」のままでもよかったのではないか。2025/06/16
まさみん
0
完結。こうなるよね。血が繋がってたらこうなるしかないんだよね。やっぱり義理ってパターンが良いな。元カレはマジでヤバかったな2022/08/14
