出版社内容情報
いんちき合気道に鉄槌を…決闘、開戦す!
策士・神林の号令の下、
愛生流(あいきりゅう)が必死に設営した
川の中洲の特設会場には
試合開始を待ちわびるマダムの群れ! 群れ! 群れ!
達人に仕立て上げられた男・恋之助との決闘、いよいよ開戦!!
【編集担当からのおすすめ情報】
何の得があって闘う? 何の為に闘う?
日が沈み、照明に灯が入った川べりで
黒沢はひとり心を鎮め、思いを巡らす--
心を固め、どこまでもアウェーの空間にひとり赴く黒沢に…震えよ!!
福本 伸行[フクモト ノブユキ]
著・文・その他
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
笠
2
3.5 新刊読了。ついに黒沢と愛之助の決闘が開始。この期に及んでもいちいち冗長な感じは否めないが、いざ物語に動きが出ればなんだかんだ面白い。黒沢が愛之助や神林をもってして「勝利至上主義に毒されている」と断じ、要するに資本主義批判みたいなことを繰り出すのだが、この辺は非常に福本氏らしいというか、いわゆる福本節のようなもので、ちょっと心にしみるような気もありやなしや。やっぱり何だかんだで黒沢が愛之助をお仕置きして、中根のように黒沢になつくような展開になるのだろうか。さすがにその天丼はないか。2019/12/18
ですこ
2
12〜15巻。 あんだけ口が立って頭が回れば合気道なくても食っていけるよ、神林。坊さんたちがまた出てきたのは良かったけど決闘まで長かった。2019/04/02
オジャオジャ
1
やっとストーリー進んだか……引き延ばし酷いが黒沢から子供を諭すような目線で恋之助や神林を見つめながらも内心二人に語りかけるシーンが心に沁みて沁みてしゃーない😭😭😭😭😭2025/02/15
池野恋太郎
1
しつこいし引き延ばしが鬱陶しいし読むのが苦痛でしかない。2022/09/01
カステイラ
1
決闘が始まってようやく、だらけ気味の展開が前に進んだ感じ。ストーリーが進むと黒沢の「人は負けるべき時にちゃんと負けておくべきだ。本当に強くなるのはその後なんだよ!」などのセリフが重みを増して伝わってくる。17巻くらいまでかかるかな。2019/04/02