出版社内容情報
たった一年の柔道生活が、人生を変えた!
練習量がすべてを決める─────
それが「七帝柔道」。
それが本当ならば、この一年でオレは強くなった。
強くなったはずなんだ……! そう信じたい…
ただがむしゃらに、歯を食いしばって青春のすべてを「七帝柔道」に捧げた男達。
増田、竜澤、沢田……北大柔道部の二年目に突入した面々の、
さらに全身から血の汗が吹き出すような
新たな戦いのステージを見よ!
【編集担当からのおすすめ情報】
「オレら入学して一年以上たつけど、北海道全然知らないんですよ。毎日毎日アパートと道場の往復と、居酒屋しか行ってないんだから!」(本巻第5集より)
柔道、しかも「七帝柔道」という華やかさとは無縁の「寝技」中心の柔道
に青春のすべてを捧げ、だからこそ見えてきたものが、確かにここに在る…!
増田 俊也[マスダ トシナリ]
原著
一丸[イチマル]
イラスト
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
zaku0087
2
格闘技系の体育館確保は大変だったと思う。体育館も狭いから特に冬場は練習場所争奪戦だった。2年目になると少しは要領良くなるのだが。紋別までの車移動は、それこそうんざりするくらい大変だろうし、二度目の札幌の夏もまた七帝戦でくれていくのだな。大通公園の樽商対北大応援団の決闘も描いて欲しかった・・・。自分のいた時代と近いだけに、柔道以外のエピソードが懐かしいね。 確かに北大は留年生がゴロゴロしていた。なぜあんなに留年していたのか、柔道部以外でも多かったぞ。2019/05/16
ぬ(ぬ)
1
先の見えない地獄のような特訓の中にも、やっと見えてきた一筋の光明、だがしかし…むぅ、やはり青春というものは一筋縄ではいかない。峠君とのエピソード等、ぽつぽつ見られる柔道以外の描写がわりと印象深かったりする巻。あとたまーに出てくるデフォルメ絵が何気に可愛いw2020/01/21