出版社内容情報
すべては、ここで闘うために。IH開幕!!
「好き」
旭から、思わずこぼれた言葉の行方は――…
夏の暑い日、少女たちは懸命に“今”を生きる。
そして、遂に降り立った山口…
そこはインターハイ本選開催の地!!
熊本、和歌山、出雲、香川、そして東京。
全国からこの場所を目指して皆、集まってきた。
積み重ねてきたすべては、ここで闘うため――
高揚と緊張を胸に、いざ、開幕の時を迎えた二ツ坂一行。
しかし真春抜きで挑む団体戦は、予選リーグから早くも波乱の兆しが――!?
旭たちのいちばん熱い夏が、遂に始まる!!
【編集担当からのおすすめ情報】
乃木坂46メンバー主演の舞台・映画大ヒットで話題を集めた『あさひなぐ』、待望の最新刊が登場!
27集ではカウントダウンシリーズが完結。
前巻ラストで「どうなるの!?」と叫んだあの衝撃シーンのつづきからスタートです!
二ツ坂高校薙刀部の部旗も完成。
そして、そして、遂にいよいよ満を持して!
インターハイ本選が開幕します!
ここで闘うため、すべてをかけてきた少女たちの熱い夏の行方。
是非ご一緒に見守ってください!
こざき 亜衣[コザキ アイ]
著・文・その他
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
くりり
49
また肩透かしですか?本番に弱い主人公ってどうなん?2018/08/19
wata
49
27巻飛ばして読了(^^;「野心」を掲げるも、大きな大会では雑魚扱いに…。気持ちで負けてるので相手が誰でも勝てないなぁ。2018/08/09
sin
38
いよいよインターハイ、残念ながら(笑)物語の常として下馬評を覆して順調に勝ち上がっていくと思っていた。ところがどっこい、そこには本番と云う魔物が潜んでいた。緊張のあまり彼女は…そして強者たるその相手は…。団体戦はそれぞれの矜持を抱いて試合に挑み、それぞれの思惑を抱いて策を練り、それぞれの想いが励みになり、あるいは枷となる。そのとき、そこに主人公はいない、登場人物すべてが主人公となって、読者の胸を打つ❗2018/08/30
トラシショウ。
20
「「ゆらぎ」の分が、読めないのよ。たった一試合で急にバケモノみたいに強くなる子、バケモノみたいに強かった子がほんの些細な事で自信を失ったり、スポーツだったり、急に武道になったり、大人になったり子供になったり、たった三日間の間に、あの子らは海の底から月位まで揺れ続ける」。積読消化。いよいよ山口県にて行われるインターハイ本選。個人戦にのみ集中する真春を欠いたメンバーでの団体戦に臨む旭達二ツ坂薙刀部だったが、準優勝常連の弦平との初戦リーグで窮地に立たされる。かなり波乱の幕開けにしてきたなぁ(以下コメ欄に余談)。2021/08/07
ソラ
18
インターハイが始まり、今はまだ助走期間的な感じかな。2018/08/11