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出版社内容情報
仲間がいて漫画がある。これが私達の青春!
新しい季節、新しい仲間!
2年生になった相達の漫研に新しく加わった1年生の森咲麗。
彼女の夢は、毎年夏に高知県で開催される「まんが甲子園」に仲間と一緒に参すること!
その新たな目標に向かって、王島南高校漫研の挑戦が始まる!!
漫画を愛する高校生達と、彼女らの先生が歩む“まんが道”の物語。
漫画を愛する全ての人に届けッ!
マンガ大賞2023 大賞受賞作品、第6巻も漫画愛と漫画哀を濃縮還元でお届けッ!!
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
眠る山猫屋
46
今回はル・ガルーちゃんこと、森咲麗がメイン。コミティアで遭遇していて、前巻で王島に転校してきた彼女が後輩として漫研に入部してきた。あのデスロック系のコスプレ(?)はお兄ちゃん譲りだったのね。孤独に漫画道に励んできた彼女が得た初めての仲間たち。喜びが伝わる~。だけど毎回鼻水とヨダレはいらない(苦笑)そして先生の過去編ロストワールドでは、とうとう連載を勝ち取った手島さん。だが失ってしまったものも多い・・・夢と未来は両立しないのか。ここがピークだった・・・辛い展開しか見えないヒキだよ・・・2024/09/24
aisu
21
好きな漫画のことをわかってもらえる友達に初めて巡り会えたことや、世界の色に気づいた瞬間や、マンガ甲子園に向けての特訓…。青春が詰まっているなあ。2024/09/02
tomo58
20
久しぶりの新刊。本編の漫研の活動の方は、部活の楽しさが感じられるエピソードが続くので、のんびりと読んでいられた。まんが甲子園、コミティアの準備など、することはたくさんあるが、日々が楽しく過ぎてゆく感じ。創作の場面で、「思考の深度を深める」を実体験し「エウレカ」という場面に出会えるのは、とても幸せなことだと感じます。その一方で、後半のロストワールドの方では、週刊連載の漫画家となる手島先生が、無理している感じが伝わり、ちょっと重苦しい。次巻は待ち遠しくもあるが、最後のセリフが予感させる未来を考えると気が重い。2024/09/23
JACK
13
☆ 高校2年生の安海相(やすみあい)は漫画研究会でまんが甲子園への応募と夏のコミティアへの出展、2つの大きな目標に挑んでいた。顧問の先生がプロの漫画家だった時の苦悩を描く過去編「ロストワールド」は切ない展開。自分が面白いと信じる作品が評価されず、方向性を変えて描いた作品が認められる。商業漫画家としては、自分の読みたいマンガではなく、みんなに読みたいと思ってもらえるマンガを描かなくてはならない。しかし、それは本当に自分の作品なのか。作品を産む苦しみが描かれていて読んでいて辛い。それでも先が気になります。2024/08/12
コリエル
7
生徒達が育って行き、手島先生の手を離れようとしていることが寂しい。読者的にはやっぱり最後には再びペンを握って教え子と競い合うとこまで行ってほしいというのがあるが、どうなるか。2025/04/11