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出版社内容情報
平凡だった少年は、血に飢えた獣となり…
御降家、そして獣の邪気に
魅了された双馬。
闇に憧れながらも、
人を殺めることを怖れていた
平凡な少年は、もういない…
血に飢えた獣となった双馬が、
再び菜花に襲いかかるーーー!!
【編集担当からのおすすめ情報】
更なる闇へと突き進む、第20巻!!
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
眠る山猫屋
45
双馬。もう救われないのかな。御降家に囲い込まれ、そこで自身の存在意義を見出だしてしまった双馬。殺生を厭わなくなってしまった彼を、菜花は見捨てなかったのだが・・・。秘密裏に手を結ぶ猫鬼と幽羅子。摩緒への想いだけで生きてきた幽羅子を邪悪と切って捨てる事は誰にも出来ない。摩緒にとっての最大の弱みにならなければいいけれど・・・。2024/05/17
ぐうぐう
19
獣の邪気に魅了された双馬は力を持ち、獣を支配し、邪気をコントロールできると自惚れてしまう。しかし、支配しているのは果たしてどちらか。対して、呪いの血を持つ菜花が呪いの刀・地血丸を介することで邪気を祓う効果を生む。邪気をめぐる対極の構図。つまり、邪気を悪にするのも薬にするのも、それは人次第というわけだ。2024/06/05
毎日が日曜日
10
★★★+2024/05/19
れい
5
【図書館】いつもながら構図がさっぱりしていて読みやすい。さすが大御所だ。話の展開はゆっくり。どこに落ち着くのやら。2024/09/26
チューリップ
4
白眉に頼まれ獣を使って暗殺の仕事をしている双馬は次第に人を殺している事への罪悪感もなくなり獣に取り込まれていく。本人はちゃんと使いこなしているつもりでも邪気に蝕まれているのは双馬なんだよな。菜花はどうにかして双馬を助けたいと思うし、能力も上がっているけれどまだまだ力は足りない。双馬は白眉を慕っているけれど白眉的には代わりはいる駒みたいな扱いにも見えるからちょっとやりきれないな。夏野が菜花をほめている所が好き。でも成長させようとしているとやっぱり夏野の退場フラグにしか見えなくてハラハラする。2024/09/16