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出版社内容情報
あやかしの死を見つめる追悼奇譚開幕。
あやかしの死に、穢れあり。
それは土地を蝕み、時に化け者を生む、
妖しき死の名残り…
あやかし殺しの罪人・八重波は、
穢れを祓う葬儀屋の元で働くこととなり…
人とあやかし、生者と死者。
決して交わらぬ両者をつなぐ
“あやかしの葬儀屋”の旅路が始まるーー
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
空のかなた
12
あやかしの死に穢れあり。穢れは妖の情念を映す。それは土地を蝕み、生き物を蝕み、時に化物を生むと云う、と冒頭から一気に読み手を引き込む。妖と人間が表面的には共存している世界。あやかしの弔いが出来るのは罪人となった人間のみだと言う。罪人である少女八重波の過去やあやかしの弔い方の描き方がとても巧い。あり得ない世界をファンタジーにしすぎることなく進んでいく。罪の償い、あやかしの葬儀屋たる蛇の一族、八重波を世話=監視するカガチの憎めない振る舞い。全てが良い塩梅。面白くなりそうで期待値が上がる。2024/09/21
しのつき
2
八重波の穢れは自分のせいじゃない部分がほとんどなのにつらいな…2025/04/14
たけのこ
2
亡くなったあやかしを弔って回るバディのお話。いろいろ骨太な設定があるし、キャラもいい。そしてなにより気合の入ったこの絵柄でしょうか。このままアニメになってもぜんぜんおかしくない、とってもクオリティ高い作品ですね。2024/03/24
KanjiEater
2
★★★★+2024/02/25
シンミチ
1
タイトルに惹かれて購入。当たりでした!八重波の過去が悲しい。結果的に罪人になってしまって、葬儀屋としてあやかしを弔うことが禊になるという。生きてみる、という結論を選んでくれて良かった。2024/09/16