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出版社内容情報
動物たちの感情を紡ぐ法獣医学ミステリー!
法獣医学を学び深めていく当麻は、
北海道を離れ、東北の大地を訪れる。
そこで遭遇する新たな事件と視点。
今巻で描かれるのは、
イヌ、イワツバメ、カルガモ、ウマ、バラトソウスケ――
人と動物の狭間に横たわる価値観に触れる。
激動と激情を紡ぐ法獣医学ミステリー!
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
まる子
16
博物館にある昭和13年の外套の毛を鑑定依頼。「この模様、似ているんだ」と言った老人。それは犬の毛だったー。学会、イワツバメの大量死から神里との意見交換。「個体の救護」「生態系の保全」どちらが大切か。当麻の感情が彼を動かすか?カルガモのお引越しの手伝い。子ガモは落ちたように見えるけど…「飛んだ」と言ってあげてね🤭人との距離を取るのが苦手な茨戸が、バーテンダーデビュー?!外見からは見えない得手不得手はわからないもんだね。2024/07/28
ミキ
12
茨戸くんが少しでも変わろうとしてるのがいいね。お父さんが環境庁の人とは、テコ入れですかね?なんだか急に登場したな。2024/03/18
れい
7
【図書館】当麻くんは茨戸とも上手くやっていけるし、苦手な人なんて居ないんだろうなって感じだったけど、ここに来て天敵(それほどスパークリングもないけど)が登場?でもお互いにいい影響も与えているからスパイスなのかな?爽ちゃんのバーテン姿似合っている。2024/07/17
毎日が日曜日
7
★★★★2024/03/18
あめ
4
今回のカルテは、イヌ、イワツバメ、カルガモ、ウマ、バラトソウスケ(茨戸)。戦時中、供出されたイヌの毛皮が人間の外套などに使われていたことは有名だけど何て残酷なんだろう。せめて苦しませないようにと額に金槌を振るう姿を想像すると胸が痛い。イワツバメがポリ塩化アルミニウムを含む泥による窒息や溺死、低体温症に陥ることも、普段ではあり得ないけど大雨が増えた現代では有り得るようや気がして怖い。カルガモの親子の引越しはかわいらしく微笑ましい。個体か生態系か…難しいけど生態を大事にするあまり個体を蔑ろにはしたくない。2025/08/22