ゲッサン少年サンデーコミックススペシャル 平成ヲタクリメンバーズ 〈１〉

伊緒直道

小学館（2023/10発売）

• サイズ コミック判／ページ数 192p／高さ 18cm
• 商品コード 9784098528905
• NDC分類 726.1
• Cコード C9979

出版社内容情報

オタク、時をかける。

一億総オタク時代と言われる現代。
しかし、かつてこの国ではオタクというだけで差別される哀しき時代があった。

そんな哀しき時代に青春時代を過ごしたオタクがタイムリープし、失われた青春と叶わなかった初恋を取り戻す--！

『やはり俺の青春ラブコメはまちがっている。＠comic』の伊緒直道が描く、オタクによるオタクのための青春リベンジマッチ--！

【編集担当からのおすすめ情報】
「オタク」という言葉が連想させるイメージは日々変わっているように思います。

この作品では2000年代のそれと、現代のそれのギャップを楽しんで頂けるのではないかと思います。

是非ご一読ください。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

[山口透析鉄]

期間限定版で冒頭80ページほどだけ試し読みしました。 アイディア自体はかなりありがちなものなので、これをどういうふうにして作者の独自な作品世界にまとめ上げられるかが勝負どころでしょう。ただ、登録者数等もあまりないんで、正直言ってそこはどうなのかな？という感じです……。

2023/10/25

[トラシショウ。]

「手はまだ震えている。心臓も張り裂けそうな位拍動している。でも、心は妙に、晴れやかだったんだ」。ヲタクである事をオープンにせず、コンビニバイトの後輩にさえ見下されて生きるフリーターの和田一馬。ある日、自室の有るアパートが焼失した夜に光る蝶(?)に触れた事で16年前の2006年、高校生の自分にタイムリープした彼は、うだつの上がらない人生を変えるべく以前とは違う選択をしようとするが。概要と年代が合致しないのが難点なのは初回から変わらず。まぁこれは確かにオタク版「東リベ」だなぁ(苦笑)(以下コメ欄に余談)。

2023/10/25

[わたー]

★★★★☆俺ガイルのコミカライズを担当していた著者がおくるのは、30代フリーターの主人公が、まだオタクへの風当たりが強かった平成中期の学生時代と現代とを行き来して、現在をかえていくタイムリープもの。当時の空気感の描かれ方がとても真に迫っていて、当時学生だった自分にとって他人事とは思えなかった。ただ、主人公がタイムリープで為したい明確な目標がないように見えたのはちょっと気になるかな。

2024/10/18

[コリエル]

俺ガイルコミカライズを完遂させ、ぼっちオタク主人公漫画のエキスパートと言っても良いだろう作者のオリジナル作品。ここからどう変わって行けるのかという段階だが、心とは裏腹に未来は激変していく感じ。

2024/01/31

[乗合自転車]

オタク版東リベか。タイトルもそれを意識させている。ゼロ年代のオタク文化がいろいろ懐かしい。ハルヒは確かに転換点だったかもしれないが、この頃はまだらき☆すたアニメやってなかったんだっけか…？

2023/10/13