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出版社内容情報
アニメ放映記念!少女と悪魔の旅路、再び。
不老不死の悪魔・マルバスと、
共に生きる契約のため、視力を対価に捧げた少女・ウィステリア。
マルバスのかつての同胞を探す旅の道中、訪れた森林庭園。
そこはマルバスの元契約者・オフェーリアが
「光るバラ」の研究に生涯を捧げた場所だった。
「私が死んだあと、バラが咲くのを見届けて欲しい。」
しかし彼女が遺した庭園は、見るも無残に荒廃しており…?
マルバスはかつての約束を果たすため、
森の奥へ進み、元凶と対峙する―…
忘れられない夜を知る人に献ずる常夜奇譚。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
むらさきいろの薔薇が好き
6
大悪魔マルバスのかつての契約者の邂逅編。悪魔達の長い生で出会った人間を忘れてしまう負い目のような感情に、"人間だって大切な人の記憶忘れるよ。でも忘れても心の中に大切な人の居場所はずっとある"と言う現契約者のオフェーリア。彼女の言葉にどれだけ悪魔が救われたか。苦しみぬいて死に悪魔になったデモリリス、一人の少女が差し出した花束に救われる。壮絶な長い苦しみを思うと認められず少女を死に至らせたやりきれない悪魔の苦しみ。ああなんて心震える漫画なんだろう❗本編は打ちきりだったそうですがアニメ化で描かれた素敵な掌編。2025/01/28
キリル
5
いったんレンズの外に置かれたマルバスたちの旅に再びレンズを当てた本編の後日談で、マルバスのかつての契約者オフェーリアとの約束を果たすために彼女が遺した庭園に向かったときの話。紳士的であろうとしながらもスノウの言葉にムキになるマルバスが可愛かったです。本編では登場しなかった二人の十三災が登場。デモリリスの葛藤は超常的な存在らしからぬ人らしい悩みで読んでて彼女の気持ちがつらかったです。本編で登場したキャラたちも登場し嬉しかったです。団長相変わらず強い。扉絵のダイアナたちの冒険も大冒険!2023/04/09
よしかず
1
本編の後日譚。スノウがギャグっ子になってたが面白かった。もっと続いてほしいシリーズである。2023/03/17