- ホーム
- > 和書
- > コミック
- > 少年(中高生・一般)
- > 小学館 裏少年サンデーC
出版社内容情報
さあ、いざ天下分け目の決戦へ!
「登龍門」を成し遂げ、龍門光英への士官を果たした三角青輝。
3年後、北の国・聖夷が大軍を挙げ征西を行う――
その大合戦の直前、智将らによる謀略戦は既に始まっていた!
【編集担当からのおすすめ情報】
はっきし言ってめっちゃおもろいです。読んでや~
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
キムトモ
74
そりゃ2巻で終わらんよなぁ〜良かった…が感想…相手方にも魅力的なキャラが登場👍物語が面白くなる要素です👍(ノ-_-)ノ~┻━┻とりあえず次のお勧めマザーパラサイト🪱へ2022/10/05
トラシショウ。
25
「当時を生きたどれ程の人が、今のこの世を予測出来たのでしょうか?そして、今を生きる我々の未来もそうです。人が歩む道とは、かくも水の如きものです」。積読消化。前巻巻末で青輝らが聞かされた聖夷西征に至るまでの聖夷側の内情と、愚帝と卑劣な内務卿に振り回される大和の情勢を描く二局構成。大和側が一枚岩ではないどころかガッタガタなのが先々の不安を煽るな、先々というかほぼ目の前だけど。帝は思考力皆無だし、まずは内務卿の横暴をどうにかしないと対外対策なんて夢のまた夢だろうコレ。どう進めるのかな(以下コメ欄に余談)。2023/10/10
空のかなた
22
異質、かつ強烈。辺境将軍隊監事に封じられた三角青輝の科白が強い光を放ちながら響く。「歴史はどれも例外ばかりでできています。弱小大名の信長が今川を敗る、そして明智光秀の謀反で死去、黒船来航、令和末期の暴力大革命にしてもそう。当時生きたどれ程の人が、今のこの世を予測できたでしょうか?」「人が歩むとは、かくも水の如きです」「儂が他者から疎まれようと、蔑まれようと、憎まれようと、勇気を以て監事の義務を全うせなあかん。儂はそう思うのです」自分の考えを、自分の中から溢れ出る言葉で伝える、その何かを突きつけられる物語。2023/07/17
さとみん
7
輪島桜虎という人物が掴みきれない。仇討ちが目的のように見せて実は単なる理由付けに過ぎない気もするし、二人の兄の不審死も歴史上の前例が頭に浮かぶ。現代風の軽いノリの会話と内容の重さのギャップが妙に心地よい。2023/04/08
笠
5
3.5 主人公の軍への入隊から3年が経ち、北日本を統治する「聖夷」との武力衝突が迫る。前巻から思っていたが、「大和」の実質的支配者ではある平殿器は古代日本の藤原氏やそのまま平氏をモデルにしてるのだとは思うけど、あまりに悪役然としすぎているというか、記号化しすぎててちょっと物語への没入を妨げられているように感じる。董卓でも呂不韋でも、それこそ藤原良房や道長、平清盛でも魅力的に描かれてきたのだから、打倒すべき君側の奸でももうちょっと丁寧に描いてほしいなぁ。今後に期待。2023/02/22