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出版社内容情報
『非行と虐待編』完結。番外編も収録!
万引きで補導された中学生の大地。そのケアにあたった青葉東児相の健太は、大地が
「境界域(ボーダー)」と診断されたこと、そして家庭内暴力の真っ只中にいることを突き止めた。生きにくさを抱えながら悩み続ける大地に寄り添う健太は、大地を家庭に戻すことができるか? 『非行と虐待編』完結。そして児童福祉司・健太と保育士・長澤彩香の恋を描いた番外編を収録。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ネギっ子gen
43
【コンプレックスを乗り越えて、前に進むのではなく、受け入れて前に進む。by心理士】万引きで補導された中学生の大地は、「ボーダー」だった。生きにくさを抱え悩み続ける大地に寄り添う健太は――。『非行と虐待編』良かった。落涙。健太と保育士・彩香の恋を描いた番外編も。普段健太と対立する副所長が、イイ仕事を。【近くにいる大切な人をケアできないで、助けなきゃいけない子どもたちのケアなんてできるわけがない】 コラムは、「知的境界域(ボーダー)について」。『ケーキが切れない非行少年たち』で注目されるようになりましたね。⇒2022/08/27
Die-Go
30
発達障害は、親との愛着関係も大きく寄与しているとも言われる。能力的な課題はもちろんあるのだけど、親がそれに気付けず子どもを厳しくしつけようとするがあまり、体罰などの身体的虐待や無理矢理勉強させるという教育虐待も起こる。見極めは難しく、混在しているのが現状ではないだろうか。親が自分のしてきたことに気付き、振り返り、反省できるかどうか。ここに大きな鍵が隠されている。 ★★★★☆2022/07/01
かなっち
7
毎回考えさせられて、感動して泣かされるシリーズです。今回は1冊丸々前巻から引き続いての、『境界域』の少年を取り巻く家族の物語でした。頑張ってるのにできない辛さや、親の期待に応えられずに見放されて自暴自棄になる様子…。分からなかった(のか、知りたくなかったのか)とはいえ、こういうのって無知は罪だなと実感しますね。それも暴力で思い通りにしようなんて、そんな風に育てば暴力でしか訴えられない子供になるってもんです。相川さんたちの働きで、何とか修正できそうなことにホッとしましたが。そして、少年の両親へのお願いが→2022/07/21
海(カイ)
5
非行と虐待編 完結!2022/06/30
糸文
3
★★★★☆2023/07/15