- ホーム
- > 和書
- > コミック
- > 少年(中高生・一般)
- > 小学館 少年サンデーC
出版社内容情報
二人の絵描き。雌雄を決するは、必然か――
大切な者のため、帰黒と残花は命を懸けた。
その想いを胸に、“しの”に立ち向かう青一。
自らの感情と向き合い揺れる泥努。
役割を担う者達が 必死に成し遂げた所業は、
少しずつ事態を好転させていく……
……かに見えた。
急転直下、凧葉と泥努を襲う運命の皮肉。
決壊する心。溢れ出る憎悪。
この絶望は、最早避けては通れない。
破壊劇は、雌雄を決する最終戦へ…!!
【編集担当からのおすすめ情報】
破壊者と侵略者。凧葉と泥努。
不可避の最終決戦へ……!!!
震撼のスペクタクル・モダン・ホラー最新巻!!
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
鱒子
74
ええっっと驚く関係が明らかになり、タコハと泥努ならではの対決に。はこたゆうじさん、怒涛の活躍!王道な展開だと思いつつも、それぞれの決意の表情に涙ぐんでしまいました。次が最終巻。待つ、而して希望する!2021/06/25
眠る山猫屋
54
大詰め、いよいよ主人公・凧葉の闘いが始まる。まさかの因縁により、凧葉と泥努の(画家同士としての)絆は断たれたかに見える。だが思いのほか凧葉は策士、手探りながら泥努との再度の会話に持ち込む。お約束の役に立たない味方の参入、異世界からの頼りになる味方の応援を経て、フロル以下仲間たちが最後の力を振り絞る流れは『うしとら』を彷彿させる熱さ!アウグスト博士の「ダガ、悪クナイ!」にウルッときた。死なないと思うけど、死なないでっ!!2021/06/19
雨
34
最終決戦手前まできたね。泥努と絵描き対決しながら時間をかせぐタコハ。いよいよ次で本当に最後だと思うと淋しい。2021/06/20
ホシナーたかはし
23
残花と帰黒がまた戻ってくると甘い期待をし、退場した事を再認識させられました。タコハと泥土は文字通り因縁の関係。美術論に関して、とっても分かりやすく説明してくれてありがたいです。しかし、最終決戦が殴り合いではなく絵の対決とは、藤田先生らしい。2021/06/19
コンチャン
19
次巻が最後、と予告されているから、ここから怒涛の展開なんだろうけど、タコハは一体どのように暴走を止めるのだろうか。藤田先生は、どんな結末を用意しているんだろう。楽しみだけど、怖い。2021/06/20