出版社内容情報
大教育家を語る シュタイナー学校は、いまや世界各地に400校以上を数えるに至った。そのユニークな実践には、荒廃した現代の学校教育を蘇らせ、子どもの未来をきりひらいていく「カギ」がひそんでいる。
まえがき (第1章)シュタイナーとの出会い 哲学、文学と結びつく建築/『ミュンヘンの小学生』/さまざまな出会い/『ミュンヘンの中学生』/シュタイナーハウスの誕生 (第2章)シュタイナー学校の教育 教科書のない教育/オイリュトミー/実生活を体験させる生活科/公立学校との違い/教育は芸術である/日本の学校の現実 (第3章)人と生涯 1900年以前/1900年以後/第一次大戦後/シュタイナーの思想のプロセス (第4章)思想と教育 人間の本質/教育への展開/『普遍的人間学』/三つの7年期 (第5章)社会的な広がり 社会有機体の三層構造/シュタイナー学校における三層構造/銀行・農場・病院/ドイツにおけるシュタイナー教育運動/教授法の実際 (第6章)日本におけるシュタイナー運動の現状 シュタイナーハウス/シュタイナー学校実現への展望/シュタイナー学校の建築/子供が見通せる世界で あとがき