出版社内容情報
心理学者・波多野完治の「妻」として、4人の男の子の「母」として、心理学者、社会教育のリーダーとして、まさに新しい女性として生きた波多野勤子。女性の自立とは何か…。これからの女性の生きる指針となることを願って、彼女の業績をまとめました。専門家による解説も付し、波多野勤子の足跡をたどります。
一郎のまえがき [中学一年] 自立‐羽ばたく心 離愁‐母と別れて 展開‐二つの世界 反抗‐正しい生活を求めて 岐路‐垣間見る大人の社会 [中学二年] 決意‐悲劇へのあこがれ 懐疑‐八月十五日 [中学三年] 危機‐心の離乳 批判‐映画と戦後文化 [中学四年] 自覚‐自我と恋愛 巣立‐入学試験 母の反省 母のあとがき 父の感想(波多野完治) 他
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