出版社内容情報
保育における実践の技や知恵がいっぱい
4つのテーマ(子どもを「見る」、保育を「書く」、保育を「読む」、子どもと「対話する」)ごとに、保育の「きほん」について青山誠さんが解説。この本には、保育における実践の技や知恵がいっぱいです。イラストや図を使って具体的に、わかりやすく説明しています。
みなさんの保育の「きほん」を確かめ、見つけていくための一例としてこの本がお役に立てたらうれしいです。
【編集担当からのおすすめ情報】
保育者、園長、理事と保育の現場から経営までを経験、大学で講師も務める青山誠さんがご自身の経験をもとに保育のコツと工夫をテーマごとに具体例を挙げてわかりやすく解説。保育者が書いた事例をもとに青山さんと本人を交えて語り合うコーナーは、園内で保育を振り返りるときのお手本にもなると思います。
保育実践に生かせて、保育者育成の参考にもなり、職員間のコミュニケーションにも役立つ保育書。
巻末にある青山さんの新人時代のエピソード(まさかの失敗も!)も見逃せません。
青山さんからのコメントをご紹介します。
保育には「こうしたらいい」という絶対的な正解はありません。
だからこそ現場では「見て学べ」という教え方も多く、初めて保育に入る人は「なにがわからないかもわからない」状態になりがちです。
本著でお伝えするのは、あくまで私(青山)の留意していることや工夫にすぎません。
こんな当たり前のこと…と思うこともあえて書きました。
これをひとつの手がかりに、「自分(たち)はどういうところに気をとめておこうかな」と、環境や園の文化にあわせて対話してみてほしいと思います。
【目次】
はじめに
保育の「きほん」とはなにか なぜ大事なのか
この本について
Part1
子どもを「見る」きほん
①朝の準備と迎え入れ
②遊びの時間
③散歩・園外保育
④保育エピソード「なぎがこないの」
子どもが「見える」とき~保育エピソードを対話で振り返る
Part2
保育を「書く」きほん
①伝える! エピソード記述
②保育エピソード「あきがたたいたワケ」
文章に「自分」が出てこそ 保育は深まっていく~保育エピソードを対話で振り返る
Part3
保育を「読む」きほん
①対話に役立つ 読み方、解き方
②保育エピソード「きこと、ひびきのケンカ」
人と自分の保育を知る 正解のない語り合い~保育エピソードを対話で振り返る
Part4
子どもと「対話する」きほん
①子どもとの対話 話題の見つけ方
②遊びを広げる話し合い
③遊びをもみあう
④何かを決める話し合い
⑤保育エピソード「いつも遊んでいる人がいないときにどうしてる?」
子どもたちが話しやすい話題ってなに? ~保育エピソードを対話で振り返る
おまけのきほん ズッコケ 私の新人時代
おわりに 保育の「きほん」は対話の中に



