出版社内容情報
今、求められる「単元づくり・授業づくり」
本書の中心となるのは、どのような「単元づくり・授業づくり」をしていけば、学習指導要領のキーワードである「主体的・対話的で深い学び」を実現し、子供たちにめざす資質・能力を育むことができるのかについての解説です。著者は「単元・授業」を「ゴールの設定」「導入の工夫」「展開の構成」という順番で構想していくことを主張しており、そのような順番で単元や授業を構想していく意味について、学習指導要領を引用して解説するだけでなく、授業実例も盛り込みながら具体的に展開。さらに実際の授業において、子供たちの姿をどのように見とって評価していくことで、子供たちに資質・能力を育むとともに、教師自身の授業改善を図ることが可能になるのかなどについても、分かりやすく説いていきます。
【編集担当からのおすすめ情報】
現行の学習指導要領に沿った、子供への指導方法について、分かりやすく解説。
内容説明
本書の中心となるのは、現行学習指導要領の下、どのような「単元づくり・授業づくり」をしていけば、「主体的・対話的で深い学び」を実現し、子供たちにめざす資質・能力を育むことができるのかについての解説です。著者は「単元・授業」を「ゴールの設定」「導入の工夫」「展開の構成」という順に構想していくことを主張しており、そのような過程を踏む意味について、学習指導要領を引用して解説するだけでなく、授業実例もふんだんに盛り込みながら具体的に論を展開していきます。
目次
第1章 これからの学校や学校教育に求められているものとは?(学習指導要領が求めているのは、実社会で活用できる「資質・能力」の育成;これまでは、子供が社会の創造者であるという意識が弱かった ほか)
第2章 学習指導要領が求める資質・能力とはどのようなものか?(知識が短期間に陳腐化する時代だから、学習指導要領は実社会で活用できる資質・能力の育成をめざす;知識は一個一個バラバラなものではなく、関連付いて構造化されたものを獲得しておく ほか)
第3章 「単元づくり・授業づくり」はどのように行えばよいのか?(単元デザインを行うには、まずゴールを明確に設定する;「教科書通りに日々の授業を行う」ことだけでよいのか ほか)
第4章 「学習評価」の意義と「評価規準」の設定の仕方とは?(「学習評価」を行うことが豊かな学びの実現につながる;「学習評価」には、四つの機能がある ほか)
第5章 子供の学びをどのように見とって評価すればよいのか?(学習を見とる方法は経験則で身に付けられ、これまでポイントが整理されてこなかった;三つの軸で見とることで的確な見とりが可能になる ほか)
著者等紹介
田村学[タムラマナブ]
國學院大學教授。元文部科学省視学官。1962年、新潟県生まれ。新潟県の小学校教諭、指導主事などを経て、文部科学省教科調査官(生活科・総合的な学習の時間)を務める。2015年より同省視学官となり、現行学習指導要領の改訂に尽力。告示後の2017年4月より現職(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
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ジーフー
先生すごいな
松村 英治