出版社内容情報
オリジナル地域教材で、道徳授業が変わる!
道徳科の授業をつくる上で、「教科書そのままでは授業をしにくい」「どこか空々しい授業になる」といった悩みを抱えている先生方は少なくないはずです。そこで本書がお勧めするのが「独自開発の地域教材」を活用する授業。身近な地域教材を使うと、テーマが子供たちにとって「自分ごと」になり、思考や議論の本気度が高くなります。本書ではそうしたオリジナル地域教材の開発法、活用法について提案し、複数の実践者による多様な実践例も紹介します。
一章では「身近な教材で思考、議論が真剣になる」「将来も地域に留まり、地域に貢献しながら生きる子が育つ」等、地域教材を扱うことの良さについて整理します。
二章では、地域の知られざる偉人の生涯を素材とするなど、独自教材の開発法について提案、その活用法についても解説します。
三章では気鋭の教師たちの授業実践例をビジュアルと共に紹介します。
そして最終章では、こうした道徳授業を他教科・他領域とつなげ、より豊かな学びを生み出すことを目指したダイナミックな実践例を示します。
【編集担当からのおすすめ情報】
地域教材を活用した道徳実践に関して、早期から研究を積み重ねてきた編著者と「青函道徳研究会」のメンバーによる渾身の1冊。まだ類書がほとんど存在しないマイルストーン的な提案の書を、ぜひご購読の上、お役立てください。
内容説明
「地域密着型道徳」が、ニッポンの未来を救う!ホンネの話し合いを導く地域教材開発の理論と実践例。
目次
第1章 なぜ地域教材の開発が必要か(人口減少社会と地域と道徳;今求められる規範意識と道徳)
第2章 「ひと・もの・こと」でつくる地域教材の開発プロセス(「ひと・もの・こと」から素材を見つける;三つの「活用類型」を参照に「考え、議論する」ポイントを設定する ほか)
第3章 地域教材を活用した道徳授業の実践例(地域の「ひと」を教材化した実践例;地域の「もの」を教材化した実践例 ほか)
第4章 地域教材と他教科等との連携のあり方(地域教材と他教科等との連携の考え方;地域教材と他教科等との連携のあり方)
著者等紹介
藤原友和[フジワラトモカズ]
1977年北海道函館市生まれ。北海道公立小学校教諭。「ファシリテーション・グラフィック」を取り入れた実践研究に取り組む。教師力BRUSH‐UPセミナー、函館市国語教育研究会、同道徳研究会所属
駒井康弘[コマイヤスヒロ]
1966年青森県平川市生まれ。青森県公立小学校教諭。教室素読研究会代表。徹底反復研究会東北支部長。「鍛える国語教室」研究会津軽ゼミ代表。実感道徳研究会青森支部長。日本言語技術教育学会会員。日本群読の会会員。サークルふゞき代表(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
MIKI(magicrose)
taku