出版社内容情報
時間割も、学習内容も子どもが決める!
時間割や学習内容など、1日の学びのデザインを丸ごと子どもたちに任せてしまう――。それが、流動型『学び合い』です。小学校教師である著者は、日々、担任する学級の枠さえ超えて、そんな先鋭的な実践を展開しています。
本書は、そんな流動型『学び合い』が目指すもの、そしてその方法論について世に問う渾身の一冊。進む少子化による学校の小規模化、教職員の多忙化、カリキュラム・マネジメント等、全国の学校現場に共通する切実な課題を解決するための大きなヒントがここにあります。
著者は、福島県沿岸部の小学校に勤務時代、授業中に東日本大震災に遭遇。被災直後よりもむしろ8年以上経った現在の方が、学校現場の課題の深刻さは増していると言います。そうした苦難の日々の中で、今後の教育のあり方や、未来の子どもたちを幸せにできる力について深く考えざるを得なかった著者による提案は、未来の日本の教育の方向性の1つを、確実に示しています。
【編集担当からのおすすめ情報】
少子化による学校の小規模化、教職員の多忙化、カリキュラム・マネジメント等、全国の教育現場に共通する切実な課題を解決するために必要な「学びのレボリューション」のヒントがここにあります!
内容説明
「今日は1時間目から6時間目まで、みなさんに任せます」「やったー!」で始まる「未来型の学び」をつくるステップ。
目次
第1章 縦横無尽に学ぶクラス
第2章 『学び合い』スタート期
第3章 教室や授業は「自分たちのもの」
第4章 複数時間の『学び合い』
第5章 難しいけれど楽しい!単元『学び合い』
第6章 『学び合い』、縦に走るか、横に広げるか
第7章 教科横断型『学び合い』~織り重ねる学び
第8章 流動型『学び合い』に挑戦しました
第9章 次の『学び合い』はどんな姿?
著者等紹介
高橋尚幸[タカハシナオユキ]
1977年福島県生まれ。宮城県公立小学校教諭。2010年ごろから『学び合い』(二重かっこ学び合い)の理論に基づいた授業に取り組む。教育実践グループ「みゆき会」所属。第29回東書教育賞優秀賞受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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