アクティブ・ラーニング時代の教師像―「さきがけ」と「しんがり」の教育論

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  • サイズ B6判/ページ数 189p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784098401673
  • NDC分類 374.3
  • Cコード C0037

出版社内容情報

AL時代に消える教師・残る教師

2020年以降に到来する「アクティブ・ラーニング時代」には、教育現場の想像を超えた大激震が予想されます。子どもや保護者のニーズの変化の中で、今後、求められていく教師像とは、どのようなものなのでしょうか。
教育現場の実践者として、一瞬も目が離せない発信を続けてきた著者二人が、今、もっとも旬なテーマを巡り、往復書簡形式で、火花を散らすような激しいやり取りを展開します。
「今後の教育界に必要なのは、フォロワーシップを発揮し、脱落しそうな子がいないかと後方から目配りできる『しんがり』型教師だ」」という主張を軸に、第一章「学級経営論」、第二章「授業論」、第三章「教師の力量形成論」という構成でお届けします。
最終章には、刺激的でライブ感に満ちた、著者二人による180分直接対談も収録。来る大学入試改革、次期学習指導要領に向けて、すべての教育関係者が読んでおくべき一冊です。


【編集担当からのおすすめ情報】
2020年の大学入試改革、それに続く次期学習指導要領全面実施後には、従来のやり方では、教育を十分に機能させることはできない――。
著者たちはそう主張します。きたる変革に向けて危機感をお持ちの方はもちろん、「いや、大切な不易はこれからも変わらない!」とお感じの方も、できるだけ早い時期に、ぜひ手に取ってお読みください。

金 大竜[キム テリョン]
著・文・その他

堀 裕嗣[ホリ ヒロツグ]
著・文・その他

内容説明

いよいよ、教育現場に大きな変動をもたらすと言われるアクティブ・ラーニング時代が到来します。子どもや保護者のニーズの変化の中で、今後、求められていく教師像とは、どのようなものなのでしょう。実践者として目が離せない発信を続けてきた著者2人が、「フォロワーシップを発揮し、脱落しそうな子がいないかと後方から目配りできる『しんがり』型教師が今後の教育界で必要となる」という主張を軸に、火花を散らすような激しいやり取りを展開します。4か月にわたる「魂の往復書簡」全34信。

目次

第1章 学級づくりの“さきがけ”と“しんがり”
第2章 授業づくりの“さきがけ”と“しんがり”
第3章 力量形成の“さきがけ”と“しんがり”
第4章 アクティブ・ラーニング時代の教師像

著者等紹介

堀裕嗣[ホリヒロツグ]
1966年北海道湧別町生まれ。1991年より、札幌市の中学校国語科教諭。「社会の中の教育」をメタレベルで分析、刺激的な論考を発信し続けている。現在、「研究集団ことのは」代表、「教師力BRUSH‐UPセミナー」顧問、「実践研究水輪」研究担当

金大竜[キムテリョン]
1980年大阪府大阪市生まれ。小学校教師。30代半ばにして、圧倒的な子どもの成長の事実を示し、全国各地のセミナーで講師を務めている。教育サークル「教育会」代表(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

Yoshie Kouda

1
あとがきはいらないね(*^^)v 他は、よくぞ口にした、って思える内容でした(^^; 人がうまく出来た指導を誰でも出来ますよぽく言う人がいるけど、可笑しいよね。それをおかしいと言ってくれて、もっと大声で言ってよって思った。 そうそう、魁の指導優位で、それが全てのように思っている人が多い中、ちょっと立ち止まって考えてって私も思っていたよ。 まぁ、自分の中で疑問を持ちながら生きるとか、うん、いい内容だと思います(*^^)v2016/08/11

えぬ

1
すごい面白い!自分に対しても揺さぶられた本!2016/04/03

mori

1
面白くところどころ繰り返し読んだ。金先生の答えを求める姿勢、迷いや正直さに共感。魁と殿の思想。クラス会議にあるリーダーシップの転換に通ずるものがある。バランスと思っていたがそうではなく、自分を知り、子どもの姿から選択し対応することか。問いを持ち続け、変わりながら考えていきたい。2016/03/30

にくきゅー

0
堀先生と金先生の往復書簡。読んでいて、堀先生の世界観の広さを改めて感じた。金先生の方がどうしても浅く感じてしまった。もちろん、それは二人の書簡に臨む姿勢が大いに影響しているのだろうが。 読み終わり考えたことは、自分のこと。殿的でありたいと思いながらも、それを機能させられるほど人の思考に思いをめぐらせることのない自分。2017/08/08

Naccho

0
魁と殿。規律訓練型権力と環境調整型権力。 教師がいかに存在を消して、学習者同士のやりとりをふやせるか。 上位の生徒が下位の生徒と一緒に学んだときに、下位の生徒からも学びがあるということに気付かせることで、世界を広げることができる。アクティブラーニングがうまく機能する。 自分が決められるのはせいぜい好きか嫌いかだけである。良いか悪いかは他人が判断し、正しいか誤りかは歴史が決めること。 学びの多い一冊2017/04/16

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