出版社内容情報
子ども・教育・職業について凛然たる至言葉
「国語教育の神様」とまで言われた国語教師・大村はま、98歳になる今日までの著作・執筆から選びだした珠玉のことば52本と、その周辺。自らを律しつつ、人を育てることに人生を賭けてきた大村はまの神髄がここに凝縮された。 「熱心と愛情、それだけやれることは、教育の世界にはないんです」「したことの悪さより、しかられた傷のほうが大きいということはないでしょうか」「熱心結構、いい人あたり前です」「スタートラインが一緒でも、ゴールには同時に入りません」「しかられ上手であることが必要です」etc.子どもにかかわるすべての大人、仕事に携わるすべての職業人に、折に触れてページを開いて読んでほしい。
内容説明
生涯一教師・大村はま、98歳の珠玉のことば。
目次
今日の新たな一滴が要るのです
熱心結構、いい人あたり前です
教師は、大いに尊敬されていい職業です
「カンカンで、誰かの手が止まりましたか」
子どもの目に映る顔であることを意識していたいものです
熱心と愛情、それだけでやれることは、教育の世界にはないんです
したことの悪さより、しかられた傷のほうが大きいということはないでしょうか
種をまくほうが大切です
教師として老いないために、研究授業をしていました
伸びようという気持ちを持たない人は、子どもとは無縁の人です〔ほか〕
著者等紹介
大村はま[オオムラハマ]
1906年、横浜に生まれる。東京女子大学を卒業後、長野県立諏訪高等女学校の国語教師として長い教師生活のスタートを切る。東京府立第八高等女学校を経て、1946年、新制中学校の教師として東京都江東区立深川第一中学校に赴任。1980年、74歳で退職するまでの52年間、単元学習を始め、子どもにほんとうにことばの力をつけさせるための実践を積み重ねる。退職後、『大村はま国語教室』全15巻を刊行し、今日に至るまで、執筆や講演で国語教育について、教師について、語り続けている。日本国語教育学会顧問
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