出版社内容情報
人の頭脳には共通に、考えるための筋道=論理が必要です。論理力をパワーアップさせる出口の驚異の現代文が、1巻3日で読める全6巻にまとまりました。大学受験生に、資格試験受験者に、社会人にもお勧めします。
出口 汪[デグチ ヒロシ]
著・文・その他
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
デビっちん
17
再読。文章の構成や大意を捉えることはできるようになってきましたが、言葉と言葉のつながりを確認する力がまだまだ弱いことがわかりました。この微差を高めることが大きな差につながるはずなので、精進していこうと思います。2019/02/11
デビっちん
11
再読。客観的に読んでいるつもりでも、練習問題を解くことで、無意識に主観が入り込んでしまうことがよくわかります。指示語、接続語といった言葉のつながり、言葉の規則や論理を意識しない限り、永遠に日本語の力はつきません。小説の良いところは、言葉の情報を順次受け取り、それによって頭の中で追体験できることです。あの風景描写は、誰の視点で何をあらわしているのだろうか?2016/10/06
デビっちん
8
小説は感情移入してしまいがちなため、なんとなくわかったと思いがちであるが、評論以上に客観的に論理を追っていく必要がある。言葉の規則や論理を意識しない限り、日本語の使い方は変わらない。漠然とではなく、その言葉がどの言葉とつながっているのか、どの言葉を受けているのかということを、いつでも意識する。背後に隠された論理を意識して追っていく。自分の感情を信用しないために何を意識しよう?2016/01/02
石井は生きている
0
日本語を見失ったので再読。近代という時代の捉え方に力点。2013/02/28
Hakodataro
0
2冊目終了。小説もエッセイも、今までいかに適当に読んでいたかを痛感させられる。問題は論理の落とし穴のような場所に作られ、私たちを試している。2012/08/27