出版社内容情報
はじめての国語指導を京女式で徹底解説!
信頼と実績の教育専門誌『小一教育技術』で連載した「吉永幸司のはじめての国語教室」は、丁寧に、やさしく、はじめて小学校で学習する国語指導を解説し、京女式ワークシートも毎号収録し、読者の反響も多かった連載企画です。
入学したばかりの一年生の子どもたちに、どのようにして「ひらがな」や文字を教えていくかは、一年生担任の「教育技術」では一番大切なことです。丁寧なひらがな指導が、次のカタカナ、漢字へと系統だててつながる母国語の基本になるからです。
本書は、「京女式ノート指導術」や「京女式しつけ術」で話題の京都女子大学附属小学校・吉永幸司校長先生自らの国語指導の経験から、はじめての国語の授業の指導法を、A5判単行本サイズで見易い構成にアレンジしました。
不易である「ひらがな」「カタカナ」「漢字」など、すべての基礎になる一年生の国語指導をわかりやすく丁寧に、京女式の指導法を生かしながら、若い教師を意識した見開きの文章とイラストで見易くレイアウトします。すぐに活用できる「京女式ワークシート」も多数収録しています。
「書く」ことのノート指導も紹介してあるので、一年生担任には必読の書籍です。
【編集担当からのおすすめ情報】
「京女式ノート指導術」で全国に京女式を広めた国語の神様吉永幸司先生の長年の国語指導の経験のノウハウをあますことなく紹介します。「1年生の国語」での基礎基本を「丁寧に」「具体的なノート」と「京女式ワークシート」で紹介しています。1年間の国語指導が、これ1冊でわかります。
はじめに 入門期の国語教室 2
第1章 はじめての国語教室
4月 国語の勉強は賢い子を育てる ほか 8
5~6月 国語授業に対して敏感に反応する ほか 14
7~8月 七月は担任が頑張るとき ほか 20
9~10月 「はじめて」を大事にして学習の足場を固める ほか 26
11~12月 楽しい「読むこと」(物語文)指導のポイント ほか 32
1~2月 正しく「読むこと」(説明文)指導のポイント ほか 38
3月 考える力を育てる書くことの指導 ほか 44
第2章 京女式ノート指導術 51
第3章 ワークシート 114
内容説明
大人気の京女式指導術をノート、イラスト図解で紹介。丁寧に、やさしく一年生の国語指導。
目次
第1章 はじめての国語教室―京女式ポイント(国語の勉強は賢い子を育てる;平仮名指導は、丁寧に教えることが原則;「止める・ハラウ・ハネル」を意識させる ほか)
第2章 京女式ノート指導術(大好きな言葉遊び しりとりをしよう;国語の勉強に自信を持たせる ことば集め;「書く」時間をしっかりとる 何が隠れているのでしょう ほか)
第3章 ワークシート(せんのれんしゅう;あいうえおのれんしゅう;ていねいにかきましょう ほか)
著者等紹介
吉永幸司[ヨシナガコウシ]
1940年滋賀県長浜市に生まれる。滋賀大学学芸学部卒業。滋賀大学教育学部附属小学校教諭(26年間)、同副校長、公立小学校校長を経て、京都女子大学教授・同附属小学校校長。第27回「読売教育賞」(読売新聞社)、「優秀教育企画賞」(全国初等教育研究所)他受賞多数(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。