出版社内容情報
読解には「正しい」方法論があるのです！
読解には「正しい」方法論がある！これが本書の主張です。
「え～っ？ そんなバカな！」と思った方や、国語が苦手な理系の方にこそ読んでいただきたい、現代文読解術の画期的指南書が本書です。
現役の高校教師でもある著者が、「冒頭部の文を精読する習慣を付ける」、「言葉を映像に転換する作業を怠らない」等々、目からウロコ、それでいて地に足の着いた実戦的メソッドを、入試問題の実例に沿って、明快に解説します。
だまされたと思って、3か月、この方法で努力してみてください。
目前に迫った大学入試はもちろん、一生使える「本物の力」が身につくはずです。
内容説明
読解には「正しい」方法論があるのです。３か月で「本物の力」が身に付く指南書。
目次
第１章 文章の読み方（読める人はどこを見るのか；書くことと読むこと ほか）
第２章 入試現代文との向き合い方（入試問題文はなぜ難しいか；答えは著者に聞く？ ほか）
第３章 実践編その一（映像への転換；どこをどう歩いているか ほか）
第４章 実践編その二（入試問題に挑戦；小説の読解問題に挑戦）
著者等紹介
鈴木信一［スズキシンイチ］
１９６２年、埼玉県生まれ。横浜国立大学教育学部国語科卒業。現在、埼玉県の公立高等学校に勤務。２００７年、早稲田大学文学研究科派遣研究員（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです）
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ぽっくん
1
「現代文って攻略法とかあるの？」 「あるらしいよ♪不足追うこと！らしいよ♪」 「不足って？追うって？どういうこと？」 「そうそう！そんな感じでさ♪」 「何か足りないのか？それを追うとどうして現代文が攻略できるの？」 「でしょ♪でしょ♪そう思いつつ、本文を「読んで」いくことが正しい読みなんだってさ♪」 「ちょっと貸して～」2014/09/28
Lily603
1
名著。他「本の読み方」「現代文の読み方」みたいな本を読んだことがないんで、他にさらにすごい本があるのかもですが、僕はこれを読んで初めて評論の読み方が腑に落ちました。内容は「不足に気づいて、埋めていく」「言葉を映像化する習慣をもつ」など一見当たり前なことですが、それを徹底していくとかなり理解が深まります。受験生だけでなく。他の人にも読んでもらいたい1冊。2012/02/08
ろびん
0
別に何か受験する訳ではないですけど。最近読解力に対して自信を完全に喪失したもので……。 小説の解説が凄く捻くれてるなー、というか、素直に感覚で選べばいいような問題をわざわざ例題にしなくとも、とは思わなくもないです。2016/12/16
にむ@積み本消化中
0
現代文に限らず普段の読書への姿勢も改めさせられるなぁと。これを意識したらもっと読むのが楽しくなること間違いないと思います。2013/11/14
nako*beary
0
正直なところ、私は今まで自分が行ってきた読みを再認識しただけで、ふーん、という感想でした。冒頭で「国語力は一朝一夕に身につくものではない」という言葉を否定しておきながら、「練習しよう」と言ってるし。ただ、これまでこのような読み方をしてこなかったひとは目からウロコが落ちるのでしょう。でも、全員がこれを理解できるかというと、うーん…。なにかにいかしたい。2013/10/19
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