出版社内容情報
今年度(2009年度)から新学習指導要領の移行期間に入った小中学校。理科や算数の単元が増え、地理の地名や歴史用語の習得、高学年の英語学習が必修になる今、家庭は教育をどのように見つめ、どのようにサポートしていけば良いのか?「百ます計算」の陰山英男と杉並区立和田中実践で知られる藤原和博=小中学校長経験のカリスマ教育者2人が、新学習指導要領や国際学力の先までを読みながら、子どもの人生を決める〈幼児期+義務教育〉10年の新しい設計図を示す。お金をかけずに、日々の生活と頭の切り替えで、家庭から国際時代の学力を築く、成熟社会型の“教育的生活”の方法。
内容説明
人生を決める!義務教育9年の新しい学び方。2大実践者が語る!小中一貫教育ヴィジョン、「新学習指導要領」の先の先まで読む教育、国際時代を生き抜く!強くて広い学力育成、成熟社会を生きる未来の子どものために―お金をかけずに、家庭でここまでできる。
目次
第1章 新学習指導要領に備え、小学生の家庭でできること(ゆとり以前に戻った新学習指導要領;新学習指導要領の目指すもの ほか)
第2章 国際学力を家庭で育てるために(社会の変化についていけない日本の教育;これまではホワイトカラー生産を目的としてきた ほか)
第3章 世界を見つめ日本の教育を語る(PISA型の学力と本当の「ゆとり」;日本の教育の特長は ほか)
第4章 世界の教育を日本の家庭教育に活かす!(世界の中の日本の教育;職場が4時で終わるフィンランドの社会 ほか)
第5章 「大人への自立」のカギをにぎる中学教育への参加を!(フィンランドと共通点の多い和田中方式;和田中「地域本部」の活動 ほか)
著者等紹介
陰山英男[カゲヤマヒデオ]
1958年兵庫県生まれ。岡山大学法学部卒業。立命館大学教授・兼立命館小学校副校長。中教審教育課程部会委員。「早寝早起き朝ごはん」全国協議会副会長。NPO日本教育再興連盟代表理事。兵庫県の山口小学校、広島県の土堂小学校において「読み書き計算」の徹底反復学習を指導実践。短期間に目覚ましい成果を上げるとともに、教育の流れを変えた。また、山口県山陽小野田市の全市をあげた学力向上プロジェクトにも取り組み、成果を上げた。2008年9月から、小河勝氏とともに大阪府の教育委員に就任
藤原和博[フジワラカズヒロ]
1953年生まれ。東京大学経済学部卒業。リクルート入社後、東京営業統括部長、新規事業担当部長などを歴任。ヨーロッパ駐在を経て、平成15年杉並区立和田中学校校長就任(都内で義務教育初の民間人校長)。和田中での取組は、「ベネッセ賞」、「博報賞」、「文部科学大臣賞」を受賞。平成19年度文部科学省委託事業「新教育開発プログラム」の指定も受けた。2008年9月から大阪府の知事特別顧問(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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