ニュージーランドの子育てに学ぶ―親に優しいスロー保育の伝統と現状

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  • サイズ B6判/ページ数 192p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784098373666
  • NDC分類 376.1
  • Cコード C0037

出版社内容情報

ニュージーランドの子育てから学ぶこととは

 合計特殊出生率1.29。日本の子育て環境は悪化の道をたどっています。しかし一転、国外に目を向けると、子育て先進国ニュージーランドがあります。本書はその歴史・現状を詳解し、その経験をどう生かすかを提言。

内容説明

子育てサークル、子育て広場、子育て支援センター、幼稚園・保育園の預かり保育…。全国各地でいろいろな子育て支援活動が展開されています。その活動の中で親を育てるメニューはあるでしょうか。育児に困ったとき、いつでも相談できる環境になっているでしょうか。親は子どもを育てていく中で親になり、子どもと一緒に成長していくものです。本書は、著者がニュージーランドの子育て・保育現場を視察した長年の経験をとおして子どもも親も、そして保育者も育ち合う子育て支援とはを考えます。

目次

第1章 歩いて見た、ニュージーランドの子育て支援&保育現場(もう一つの家庭、オークランドのファミリーセンター;実演と説明で無理なく子育てノウハウを伝えるパフトプログラム ほか)
第2章 ニュージーランドの子育て支援とは(子育て支援100年の歴史、すべてはプランケット協会から始まった;育児力をアップさせるパフトプログラム)
第3章 ニュージーランドの保育機関とその子育て支援(孤独な親子をなくす―プレイグループ;保育も運営も親が担う―プレイセンター ほか)
第4章 ニュージーランドの保育から日本の保育に何をいかすか(「お休みなさい」と手を差し伸べる環境が豊かですか?;最初は親も0歳児、子どもと一緒に大きくなろう ほか)
補章 特別寄稿「親支援・保育政策への取り組み」

著者等紹介

松川由紀子[マツカワユキコ]
1974年、お茶の水女子大学大学院修士課程修了。山口県立大学社会福祉学部教授。主にニュージーランドの保育や幼児教育、子育て支援について研究
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

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