0・1・2歳児の心の育ちと保育

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  • サイズ A5判/ページ数 210p/高さ 21cm
  • 商品コード 9784098373260
  • NDC分類 376.1
  • Cコード C0037

出版社内容情報

乳幼児の特定の人に対する愛着から人見知り、自我・自立がめばえ、気もちがかよいあった時のよろこび、自己主張から社会性が育つ。その心の道すじをやさしく解説します。環境づくりのアイディアも紹介。

 赤ちゃんは自分の気持ちをことばで表現することができません。どうしたら赤ちゃんの気持ちをわかってあげられるのでしょうか。まずは、赤ちゃんの顔をじっくり見つめてみましょう。すると、赤ちゃんの思いを探り当てるようなことばがわいてきます。どんな時、赤ちゃんの目が輝くのでしょうか。赤ちゃんが目を輝かして見ているものを、大人も見つめてみましょう。子どもが体験している世界に大人が入っていくことから、共感が生まれ、子どもの心が見えてくるのではないでしょうか。 20数年、公立保育園で保母として働き、いま乳児保育の第一人者として養成校で指導、各地の研究会や母親教室で育児の楽しさをアピールしている著者が、ずっと気になっていた「心の育ち」に焦点をあてて書きおろした育児書です。 授乳、おすわり、はいはい、他児への関心、愛着、離乳食、おむつ、歩きだす、ものの奪い合い、見立てと模倣、一語文の獲得、探索、絵本と紙芝居、欲ばり、いたずら、かみつき、排泄、葛藤……など、具体的な内容は、乳幼児保育のテキストに、また子育ての手がかりに役立つことでしょう。

内容説明

それぞれに、体と心の育ち、養護と生活、遊びと玩具、遊びと環境等の項目にわけ大人の関りを具体的に述べる。具体的な手がかりがきっと得られる育児書です。

目次

第1章 出生~3か月未満
第2章 4か月~8か月
第3章 9か月~1歳3か月
第4章 1歳3か月~2歳
第5章 2歳~3歳へ

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

yucco

1
ファミサポの活動を通して0歳児と関わる事があり、乳幼児の発達に沿った関わり方を思い出したくて手にしました。著者の子ども達に対するまなざしが暖かく、大切にすべき事が良く分かりました。2022/06/23

mistral

1
「母の友」で紹介されていたので読んでみました。98年の本であり、保育者(保育士)向けの内容も含みますが、すごく読みやすい。共感されて人は育つもの(エリクソンの基本的信頼…と書いてありましたが、不勉強で分からず)ということを分かりやすーく教えてくれた文章が印象的です。曰く、「人のいる世界に生まれてみたが、人というのはいいものだな…」2012/07/25

noriko

0
パート先の保育園での子どもたちの様子と重ね合わせながら読む。反省することも多い。心の中で、ごめんね。。。とつぶやく。月曜日からはまたがんばろう。2017/02/03

僕素朴

0
抱っこは抱き合って信頼を培う。おんぶは大人と子供が同じものを見て社会に触れていく。1歳頃からの物の奪い合いは「これが欲しかったの?」と行為の意味を言語化しつつ「○○ちゃん、取られて泣いてるよ」と他児の存在を気づかせる。一語でも「ブーブ来た」「ご飯ちょうだい」など文に相当すると一語文。大人は言葉を補って2~3語で返す。時間がかかって汚れても、手づかみでも自分で食べさせると自発性、手先の発達に。体を動かしたがらない子は高い高いや飛行機ごっこなど受動運動を楽しませる。時期ごとの遊び方や手作りおもちゃの紹介も。2011/10/19

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