朝子さんの点字ノート―目の不自由な人の心を知る本

朝子さんの点字ノート―目の不自由な人の心を知る本

  • ただいまウェブストアではご注文を受け付けておりません。
  • サイズ A5判/ページ数 153p/高さ 21cm
  • 商品コード 9784098373024
  • NDC分類 369.27
  • Cコード C0037

出版社内容情報

目が不自由で不便なこともたくさんあるけれど、一生懸命生きる朝子さん。生きることの喜びを彼女のつづった点字ノートより紹介。

もくじ この本をお読みになる方へ Q&A 声のかけかた 朝子さんの家族紹介 こんなときは? ハチ 障害について 早起き 点字と点字図書館 けが 点字ブロックについて 日よう日 盲導犬について 風邪 ミミ みどり誕生 朝子さんしんぶん 誤飲 読者からのお便り 発熱 作者紹介ほか 露天風呂 火事 初めての散歩 本の紹介 保育園 『「バリアフリー」の商品開発』 再就職 『テルミ』 コロ 転勤 おつかい 学校に行けない その1 学校に行けない その2 ズボンなんだもの 学校にいけない その3 バードリスニング

内容説明

喜び。悲しみ。母であること。生きていくこと。目の不自由な人の「こころ」を綴った本。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

あつひめ

68
点訳奉仕団の本棚から借りてきた。点訳に携わるようになって丸2年。視覚障がいのある方の日常は、まだまだ想像の域を出ないことばかり。街の中ではいろんな音が溢れている。その中で自分の置かれた状況を判断するのはとても難しいことかもしれない。触れることで確認する…それができないときには匂いや音が頼りとなる。視覚を補うためにいろんな機能が発達するのかな。不便なこともあるけど、子育ての悩みはどこの親とも同じようにハラハラドキドキ。嬉しいとき悲しいときは一緒。点訳を学ぶ上でもっといろんな経験を私も積まないと…と思う。2014/11/19

たかボー

0
視力を失ったから不幸だ、などという不遜な考えはない。しかし、それにより不安は激増するのだと思う。入院中の息子に相対した時の、顔色の良し悪しや点滴や包帯の有無を瞬時に把握できない歯痒さ、もどかしさに「なるほどなぁ……」と。守る存在があり、その任を満足に果たせないと「感じさせてしまう」部分には、心身ともに周りのケアが重要だと教えられる。ただ、なんでも助けようとするのはその人を見くびるようで失礼。「もし自分ならこの場面では助けてほしい」と思う部分を助けるだけで十分。朝子さんの人柄に触れ、優しくなれるような一冊。2019/06/25

外部のウェブサイトに移動します

よろしければ下記URLをクリックしてください。

https://bookmeter.com/books/247803
  • ご注意事項

最近チェックした商品