学校をつくり変える―「崩壊」を超える教育改革

学校をつくり変える―「崩壊」を超える教育改革

  • ただいまウェブストアではご注文を受け付けておりません。
  • サイズ B6判/ページ数 207p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784098372737
  • NDC分類 373.1
  • Cコード C0037

出版社内容情報

臨教審以降、教育改革の議論はどういう道筋を辿ってきたのか。「改革の最終設計図」をつくり上げた教課審の場ではどのようなことが論議の焦点となったのか。教育改革の全体像を教育ジャーナリストが平易に解説。

「学級崩壊」の発生など、戦後教育が制度疲労を起こしていると言われる中、2002年度の学校完全週5日制実施を前に、現在は、明治の「学制発布」、戦後の「63制発足」に続く「第3の教育改革」の時代と言われています。 著者の永井順國氏は、中央教育審議会、教育課程審議会などの委員として“内から”、そして、ジャーナリスト(前・読売新聞社論説委員)として“外から”、この改革の動きを長年見つめてきました。現在の教育改革の動きについて、一連の『答申』の背景から、その歴史的経緯、将来の展望までを最もよく知る教育ウォッチャーです。ジャーナリスト歴34年の豊富な知見をもとに、「21世紀の学校」をわかりやすく解説します。 主な内容=(1)著者自らも加わった、学校改革の設計図『教課審答申』づくりでの“攻防”、(2)「第3の教育改革」の起点、『臨時教育審議会答申』から『中央教育審議会答申』までの、教育改革の基本動向の解説、(3)時代背景、子ども像の変容などを踏まえた、『学習指導要領』変遷の解説、(4)対談/学校に新しい「学びの装置」を(天野郁夫、永井順國)、(5)資料編/『教課審答申』『学習指導要領総則・新旧対照表』など。

内容説明

「学級崩壊」を乗り超える―臨教審以降の教育改革の核心と新学習指導要領下の学校像を教課審委員が明快に描く。

目次

「第3の教育改革」(教課審700日の攻防;臨教審から中教審へ―改革の流れを総括する)
学習指導要領の変遷をたどる―学校は、子どもは、どう変わってきたのか
対談/学校に新しい「学びの装置」を―「内容削減=学力低下」のスパイラルを乗り超える
終章に代えて 「問題は大学入試」なのか?

最近チェックした商品