出版社内容情報
目前に迫った21世紀の学校大改革を前に、学校の慣行や、総合的な学習をはじめ、通信簿、中高一貫制、日の丸、君が代など39項目について、社会現象と歴史資料をもとに振り返り、浮かびあがる問題点を明らかにする。学校って何だ? に答える、学校まるわかり事典。
現役受験生に対して、なぜ「浪人」と言うのか、夏休みになぜ宿題があるのか、「日の丸」「君が代」を「国旗」「国歌」となぜ言わなかったのか、言えなかったのか。 ごく当たり前と考えられている学校の「しくみ」や「なかみ」、戦後教育の「生いたち」について、広範な社会事象の流れと歴史資料に基づき、かくれた問題性をうらからおもてから掘り起こします。 コラム・学校の「モノ・コト」は教育小史編で、「飛び級」や「いじめ」「環境教育」「歴史教育論争」等についてのコンパクトな読みものになっています。より広い関心と視野をもって教育を考えたいすべての人に読んでいただきたい本です。
内容説明
21世紀・学校の大改革を目前に、学校の慣行「モノ・コト」の成りたちをうらからおもてから掘り起こす事典。内申書、総合的な学習、日の丸、君が代等39項目について徹底解明。
目次
1 学校の「しくみ」(一条校;中学校;大学校 ほか)
2 学校の「なかみ」(愛のムチ;○×△;通信簿 ほか)
3 戦後教育の「生いたち」(戦後教育;幻の教育勅語;教育刷新委員会 ほか)
4 コラム学校の「モノ・コト」(子どもの異変;「学ぶもの」の呼び名;義務教育? ほか)