小学館新書<br> 審判はつらいよ

個数:
電子版価格
¥770
  • 電子版あり

小学館新書
審判はつらいよ

  • ウェブストアに4冊在庫がございます。(2025年06月23日 18時08分現在)
    通常、ご注文翌日~2日後に出荷されます。
  • 出荷予定日とご注意事項
    ※上記を必ずご確認ください

    【ご注意事項】 ※必ずお読みください
    ◆在庫数は刻々と変動しており、ご注文手続き中に減ることもございます。
    ◆在庫数以上の数量をご注文の場合には、超過した分はお取り寄せとなり日数がかかります。入手できないこともございます。
    ◆事情により出荷が遅れる場合がございます。
    ◆お届け日のご指定は承っておりません。
    ◆「帯」はお付けできない場合がございます。
    ◆画像の表紙や帯等は実物とは異なる場合があります。
    ◆特に表記のない限り特典はありません。
    ◆別冊解答などの付属品はお付けできない場合がございます。
  • ●3Dセキュア導入とクレジットカードによるお支払いについて
    ●店舗受取サービス(送料無料)もご利用いただけます。
    ご注文ステップ「お届け先情報設定」にてお受け取り店をご指定ください。尚、受取店舗限定の特典はお付けできません。詳細はこちら
  • サイズ 新書判/ページ数 256p/高さ 18cm
  • 商品コード 9784098254743
  • NDC分類 780.7
  • Cコード C0275

出版社内容情報

判定は正しくて当然、間違えれば袋叩き!

どんなスポーツ競技にも必要な「審判員」。彼らがいなければ勝負判定も採点もできず、競技の公平性は担保されない。

重要な役割を任され、絶大な権限を与えられる審判員だが、そのジャッジは正しくて当たり前、「誤審」しようものなら猛烈な批判を浴びる。近年は映像判定をはじめとする「機械」に仕事を奪われつつあり、“競技の番人”としての「権威」「威厳」も低下している。

それでも彼らはなぜ「ジャッジマン」としてスポーツに身を捧げるのか。

日本人として初めてW杯の開幕戦で主審を務めた西村雄一(サッカー)、公式戦3000試合出場の橘高淳(プロ野球)、行司の最高峰である第37代木村庄之助を務めた畠山三郎(大相撲)ほか、第一線で活躍した8競技の審判のインタビューをもとに構成。
彼らが「審判」を目指した理由、自身の「誤審」を巡る騒動、機械判定に対する複雑な思い--競技ごとに異なる判定の難しさとともに「審判としての誇り」を語る。

また、「世界的に物議を醸したW杯開幕戦のPK判定」(西村)、「巨人・ガルベスの硬球投げつけ事件」(橘高)など、審判員として関わった「騒動・事件の裏側」も初めて明かされる。

内容説明

オリンピック、プロ野球、サッカーW杯…多くの人々が熱狂するスポーツイベントは「審判」がいないと成り立たない。だが、彼らは目立ってはならない“黒子”の存在。判定は正しくて当然、間違えようものなら選手・監督から猛抗議を受け、観客からブーイングを浴びる。「判定の苦労」や「機械判定への複雑な思い」、そして「物議を醸したジャッジの真相」を8競技のベテラン審判員が明かす。

目次

第1章 サッカー審判員 西村雄一 曖昧な競技のマネジメントこそレフェリーの醍醐味
第2章 プロ野球審判 橘〓淳 「正しくて当然、間違えれば叩かれる」という宿命
第3章 アマチュア野球審判 内海清 9回ウラ2死満塁、「絶対振ってくれ」と祈る理由
第4章 柔道審判員 正木照夫 「柔道」と「JUDO」の狭間に立つ苦悩
第5章 ボクシングレフェリー ビニー・マーチン 「ボクサーの命を守る」という重大な使命
第6章 飛び込み審判員 馬淵かの子 自分の採点がメダルの色を変えてしまう重圧
第7章 ゴルフ競技委員 門川恭子 審判は選手自身、私はルールブックの遂行者
第8章 大相撲立行司 第37代木村庄之助(畠山三郎・故人) 「差し違えたら切腹」で臨む立行司の覚悟

著者等紹介

鵜飼克郎[ウカイヨシロウ]
1957年、兵庫県生まれ。『週刊ポスト』記者として、スポーツ、社会問題を中心に幅広く取材活動を重ね、特に野球界、角界の深奥に斬り込んだ数々のスクープで話題を集めた(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

hiace9000

108
剣道審判経験者です。本書でインタビューを得たどの競技に自身が一番共感できるのだろうか…、その視点での読み。サッカー、プロ野球、アマチュア野球、柔道、ボクシング、水泳飛び込み、ゴルフ、大相撲の各界トップ審判の方々の談話はそのスポーツその競技の魅力を何倍にも増してくれる、珠玉の逸話揃い。中でも大相撲の立行司の世界は初耳学のオンパレード。相撲の場所が始まると17時以降は気もそぞろな人間の一人として、トリビアルなネタはもはや感動もの。で、一番の共感競技は意外やサッカー。審判は"マネジメント"!まさにそこなのです。2024/09/10

yuni

39
題名を見て「アーーーイ!」で有名なあの球審を思い浮かべた野球バカです。本書によると派手なパフォーマンスをするのは自信の表れだそう笑。邪な気持ちで手に取ったけれど意外にも考える読書となりました。特に印象に残ったことが2点。1つは柔道。強い選手でないと分からない駆け引きに審判の質が追いついていないこと。これはパリ五輪をみても明らかです。もう1つは水泳の飛び込み。審判のえこひいきが常習化しているとのこと。どの採点競技にも言えますが個人の好みで採点すると悲劇が生まれます。審判達の本音と競技に対する愛を感じる1冊。2024/10/17

Eric

20
スポーツが異なれば、審判に求められる役割も大きく違う。各スポーツの特徴や誤審を巡るストーリー、ビデオ判定の導入に対する意見など、色々な切り口からあるべき審判像を語る。一流選手が審判になるケースと最初から審判を志すケース、また選手よりも審判の方が輝くケースなど様々。あとは審判の人手不足が印象的。審判がちゃんとできる人は結構な頻度にて駆り出されるが、低賃金またはボランティア、かつ体力的にもきつい場面が多い。それでも時間を捻出するのは、今まで深く関わってきたスポーツへの愛ゆえだろう。2024/09/07

おいしゃん

19
ゴルフや相撲、はたまた飛び込みなど、ふだん馴染みの薄い競技でも、それぞれ審判がどのように黒子に徹しているのかがとても興味深かった。2024/07/01

おくちゃん

10
色々なスポーツの審判の方々のお話。今度から違う視点でスポーツを観ることがてきそうです。筆者との対談でしたが、審判の方同士の座談会も面白いかも。2025/01/12

外部のウェブサイトに移動します

よろしければ下記URLをクリックしてください。

https://bookmeter.com/books/21941099
  • ご注意事項

    ご注意
    リンク先のウェブサイトは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」のページで、紀伊國屋書店のウェブサイトではなく、紀伊國屋書店の管理下にはないものです。
    この告知で掲載しているウェブサイトのアドレスについては、当ページ作成時点のものです。ウェブサイトのアドレスについては廃止や変更されることがあります。
    最新のアドレスについては、お客様ご自身でご確認ください。
    リンク先のウェブサイトについては、「株式会社ブックウォーカー」にご確認ください。

最近チェックした商品