小学館新書<br> ファスト・カレッジ―大学全入時代の需要と供給

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小学館新書
ファスト・カレッジ―大学全入時代の需要と供給

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  • サイズ 新書判/ページ数 224p/高さ 18cm
  • 商品コード 9784098254729
  • NDC分類 377.21
  • Cコード C0237

出版社内容情報

現役職員が明かすざんねんな大学のリアル

大学は教育機関ではなかったのか? 大学全入時代といわれる昨今、「就職しか興味がない学生」と「教える意欲がない教員」の思惑が一致した結果、早く手軽に卒業資格を提供するだけのファスト・サービスと化してしまった──。入試は外注、授業は手抜き、気にするのは就職率だけ……。優秀な人材を輩出するどころか、「3年で会社を辞める新入社員」を生み落とす今の大学につける薬はないのか? 教員や学生たちに日常的に接する現役大学職員が明かす「ざんねんな大学」のリアル。

内容説明

大学は教育機関ではなかったのか?大学全入時代といわれる昨今、「就職しか興味がない学生」と「教える意欲がない教員」の思惑が一致した結果、早く手軽に卒業資格を提供するだけのファスト・サービスと化してしまった―。入試は外注、授業は手抜き、気にするのは就職率だけ…。優秀な人材を輩出するどころか、「3年で会社を辞める新入社員」を生み落とす今の大学につける薬はないのか?教員や学生たちに日常的に接する現役大学職員が明かす「ざんねんな大学」のリアル。

目次

第1章 教員と学生の果てなきミスマッチ(大学教員は「お坊ちゃん」ばかり;「学生のせい」にする ほか)
第2章 ファスト化する大学(形骸化ではなくファスト化;ファスト・サービスに文句は言わない ほか)
第3章 ファストを望む学生たち(学生は学生で多くを求めず;生成AIがファスト化に拍車を掛ける? ほか)
第4章 期待されないファスト大学(ファスト・サービスとの根本的相違点;「余計な教育しなくていいんで」 ほか)
第5章 ファスト・カレッジの活用術(学生と教員の息の合った社交ダンス;大学全てが実験室 ほか)

著者等紹介

高部大問[タカベダイモン]
1986年、淡路島生まれ。慶應義塾大学、中国留学を経てリクルートに就職。その後、多摩大学の事務職員に転身。1年間の育休経験も踏まえ、教育現場のリアルを執筆・講演活動などで発信している(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

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警蓮社峻譽身阿

12
Audible。大学教育とは何なのか。大学生だった人の多くが社会に出て感じる疑問。大学教育の目的とは?誰もが思っていたが言わなかった本質に遠慮なく切り込む。国策で急増した大学と大学生、そして大学教員・研究者。真に高等教育を全う出来る人材が、大学を増やしただけで比例して増やせるわけはない。教員・研究者も同じで沢山の有象無象が跋扈している。彼らは専門知識しかない社会府適合者で、権利ばかり主張し義務を果たさない。当然大学生も教員の低レベルを承知しているが、単位さえ取れればいいためある種winwinが成立する。2025/01/08

Mark X Japan

8
大学も、衰退する日本の一翼になっているようです。全入になると予想される懸案事項も、その通りになっているようです。☆:4.02024/06/08

なーちゃま

4
学問の場としての大学に胸を高鳴らせて入学した人なら誰でも悟っていたことを改めて言語化した本。かつての私も、尊敬していた塾の英語の先生が「大学ではどんな勉強もできる」と大学の魅力を説くのを聞いて、24時間365日勉強できる魅力的な場として進学したけれど、ところがどっこい、ほとんどの学生は学問に関心がなかった。でも声を大にして言いたいのは、真剣に探せば熱心な先生はやはり見つけられるということ。やる気のない学生に寂しそうな顔をしながら一生懸命教えてくれた先生の講義は記憶に焼き付いている。あと、大学院行くといい。2024/09/14

さるくん

3
最近、学生の頃の仲間と集まって食事をすると、しばしば「贅沢な環境が与えられていたのだから、もっと勉強すればよかった」といった主旨の話になる。そのとおりだと頷きつつ、仕方なかったよなあとも思う。本書によれば近年の大学はファストカレッジの様相を呈しているとのことだが、ここまで大学を増やせば必然の帰着だろう。大卒者以外の魅力キャリアパスが示されなことも問題だろうなと思いました。2024/08/24

TOMTOM

3
大学職員の愚痴の垂れ流し。事実そうかもしれないけれども、提言があるわけでもなく、途中からイライラしてきた。2024/04/15

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