出版社内容情報
私たちが知らない、言語の覇権争い!
国際情勢のさまざまな局面で主導権を争うアメリカと中国。
一方、言葉の世界でも
それぞれの母国語である英語と中国語が、
熾烈な戦いを続けていることは、あまり知られてはいない。
両国内のみならず、
ヨーロッパ、アジア、アフリカなどを舞台に
繰り広げられているその争いに、
現代の日本人はどう対処すべきなのだろうか?
著名な国際ジャーナリストの筆者が、
膨大なデータと綿密な取材を駆使して、
10年後の言語の覇権の行方を、
大胆に予測する。
内容説明
国際情勢のさまざまな局面で主導権を争うアメリカと中国。一方、言葉の世界でもそれぞれの母国語である英語と中国語が、熾烈な戦いを続けていることは、あまり知られてはいない。両国内のみならず、ヨーロッパ、アジア、アフリカなどを舞台に繰り広げられているその争いに、現代の日本人はどう対処すべきなのだろうか?著名な国際ジャーナリストの筆者が、膨大なデータと綿密な取材を駆使して、10年後の言語の覇権の行方を、大胆に予測する。
目次
第1章 セレブ間に巻き起こった中国語学習ブーム(15年後、われわれは中国語を話しているかもしれない;ネイティブの数で比較すれば中国語の勝ち ほか)
第2章 アメリカ人より多い中国人が英語を学ぶ(オンラインの英語授業はゲームから始まる;北米のネイティブに学んで1回約3000円は高いか安いか ほか)
第3章 世界に自国語を売り込む中国(孔子学院の教師はなぜ狙われたのか;シャリフ首相は徹底捜査を指示 ほか)
第4章 英語が変える世界と日本(英語が強くなった理由は英国、米国の国力だった;アジアの英語強国、フィリピンは国民の9割が英語を話す ほか)
第5章 日本語は役に立たなか言語になったのか(世界10位前後の言語だが普及は個人レベルの努力に依存;朝5時から夜9時半までの授業 カンボジア ほか)
著者等紹介
五味洋治[ゴミヨウジ]
国際ジャーナリスト。1958年長野県生まれ。早稲田大学第一文学部卒業後、東京新聞(中日新聞社東京本社)に入社。川崎支局、政治部などを経て、韓国・延世大学校に語学留学。その後ソウル支局、中国総局の勤務を経て、米ジョージタウン大学にフルブライト留学をする。現在、東京新聞論説委員。専修大学非常勤講師(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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