出版社内容情報
築77年の戦後日本政治を解体調査
戦後77年。いわば「築77年」の戦後政治は、激変する世界情勢に対応可能なのか? 与党だけではなく野党も含めて、日本政治の問題点、日本社会の構造的な問題をあぶり出す意欲作。●平成以降に顕著になった世襲政治家の首相就任。「父が比較的早く亡くなることで若くして政界デビューすることが、首相への近道」という構造的な問題を指摘する。●G7で唯一共産党が一定の勢力を持つ日本。あまり語られることのない問題を抉り、日本リベラル勢力のアキレス腱にも迫る。●約30年の間、メディアが沈黙していた旧統一教会問題に加え、創価学会・公明党問題を考察することで浮き彫りになる「政界の宗教問題」。●さらに、すでに「大阪維新の会」で、大阪を制し、全国化を狙う「日本維新の会」の問題点も追及。日本政治の問題点を浮き彫りにする刮目の一書。
【編集担当からのおすすめ情報】
今や三世、四世は当たり前の自民党世襲政治、旧統一教会問題で露呈した「政治と宗教」から、「G7で唯一強い共産党の問題点」さらには「大阪維新の会」にも迫ります。そのほか、日本の岩盤利権についても考察。日本政治と日本社会の闇を浮き彫りにしつつ、よりよき未来についての羅針盤の一書。
内容説明
戦後77年。いわば「築77年」の戦後政治の問題をあぶり出す意欲作。官界出身者が主流だった総理大臣就任者が、平成以降「世襲政治家」が多数となった。「父が早く亡くなる」ことが、首相への近道という現状。G7の中で唯一共産党が一定の勢力を持つ日本。「仏教民主党」というべき公明党を深掘り。約30年の間、メディアが沈黙していた旧統一教会問題。さらに、「大阪維新の会」で、大阪を制し、全国化を狙う「日本維新の会」の問題点も追及。日本政治の問題点を浮き彫りにする刮目の一書。
目次
第1章 世襲政治家のバカ殿政治と霞が関官僚の無気力で国家の危機
第2章 左派・リベラル野党はなぜ日本だけダメなのか
第3章 創価学会・公明党だけがなぜ成功したのか
第4章 旧統一教会の本当の問題は日本で集めた金の使い道だ
第5章 大阪から出発した維新の成功と立ちはだかる壁
第6章 安倍政権の通信簿。外交は120点でも内政は75点と思うわけ
第7章 「医者天国」が経済も教育改革もダメにしている
第8章 ポスト安倍の日本の世界外交と中国・韓国・北朝鮮・台湾との展望
著者等紹介
八幡和郎[ヤワタカズオ]
1951年(昭和26)、滋賀県生まれ。東京大学法学部卒業後、通商産業省入省。フランス国立行政学院(ENA)留学。国土庁参事官、通産省情報管理課長などを歴任。1997年退官後は、作家・評論家として活躍。徳島文理大教授、国士舘大学大学院客員教授も務める(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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