小学館新書<br> リーゼント刑事(デカ)―42年間の警察人生全記録

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小学館新書
リーゼント刑事(デカ)―42年間の警察人生全記録

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  • サイズ 新書判/ページ数 192p/高さ 18cm
  • 商品コード 9784098254217
  • NDC分類 317.74
  • Cコード C0236

出版社内容情報

徳島県警の名物デカ、波瀾万丈の一代記

「おい、小池!」――2001年に発生した徳島・淡路父子放火殺人事件の指名手配犯ポスターは、見る者に強烈な印象を残した。

前代未聞のポスターを生み出したのが、当時・徳島県警で特別捜査班班長を務めていた秋山博康氏だ。少しでも多くの情報提供が寄せられるよう、外部の専門家の力も借りて考案されたものだった。目撃情報を募るために各局の「警察24時」にも多数出演した秋山氏は、その独特な風貌からいつしかこう呼ばれるようになった。

リーゼント刑事――。

2021年3月末で徳島県警を退職した秋山氏が、初の著書で42年の警察人生を1冊にまとめた。

刑事を志したきっかけから、“地方公務員”としては異色のリーゼントを貫く理由、交番勤務の新人時代の苦労や失敗、警視庁出向時の体験、部下の若手刑事たちへの指導などのエピソードを完全収録。「おい、小池!」事件では、潜伏中の容疑者が死亡して発見されるまでの間、どのような思いで11年にわたる執念の捜査を続けたかを明かしている。

【編集担当からのおすすめ情報】
「刑事は被害者の代理人」をモットーとしてきた秋山氏は、決して“ピカピカのエリート”ではありません。事件捜査の現場にこだわり、「刑事バカ一代」を掲げて地元・徳島の人たちが安心して暮らせるように42年間、心を砕いてきました。

秋山氏は本書をまとめた動機をこう綴っています。

〈地方警察官の活動を多くの方に知ってもらい、全国各地で奮闘する警察官を応援してもらえるようになったら、これほど嬉しいことはない〉(「はじめに」より)

内容説明

「おい、小池!」―2001年に発生した徳島・淡路父子放火殺人事件の指名手配犯ポスターは、見る者に強烈な印象を残した。ポスターを生み出したのが、当時・徳島県警で特別捜査班班長を務めていた秋山博康氏だ。目撃情報を募るため各局の「警察24時」に多数出演し、独特な風貌からいつしか“リーゼント刑事”と呼ばれるように。事件捜査に邁進し、2021年3月末で徳島県警を退職した秋山氏が、42年の警察人生を1冊にまとめた。

目次

第1章 おい、小池!!
第2章 熱血刑事のテレビデビュー
第3章 リーゼント刑事誕生
第4章 新米リーゼント刑事奮闘記
第5章 暴走族とヤクザとリーゼント刑事
第6章 リーゼント刑事危機一髪
第7章 取調室の攻防
第8章 リーゼント刑事、東京へ行く
第9章 リーゼント刑事、上司になる
終章 さらばリーゼント刑事

著者等紹介

秋山博康[アキヤマヒロヤス]
1960年7月、徳島県生まれ。79年、徳島県警察採用。交番勤務、機動隊を経て刑事畑を歩む。県警本部長賞、警視総監賞ほか受賞多数。徳島県で発生した殺人事件の指名手配犯捜査のため「おい、小池!」のポスター制作に携わったことで知られ、情報提供を募るためのテレビ出演により“リーゼント刑事”の呼び名が定着する。2021年3月の退職後は、犯罪コメンテーターとして活動。YouTube「リーゼント刑事・秋山博康チャンネル」などでも幅広く活躍する(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

おいしゃん

26
テレビでよく見るリーゼント刑事、強烈な容姿もあいまって目立ちたがりというイメージもあったが、本当に優秀で熱い方というのがよくわかった。退職間際の数年、鑑識やサイバー課など馴染みない部署に配属されて腐らなかったのもすごいし、最後まで刑事職を愛していたのが伝わってきて、胸が熱くなった。2022/04/10

マッちゃま

23
いつもの書店で見つけた本。たまたま目に入った、ナンジャコリャなタイトル、あっ⁉︎もしかしてコレってテレビドラマ「相棒」でパロってたやつの元ネタの方ではないかと思い至りました。パラっと読めば実に面白い。まあ〜良いや買っちゃえ…でした。読んでみて著者の秋山さんは個性的で熱い刑事さんだったんだろなぁと思います。本書は定年されたからこそ書ける内容でもあります。めっちゃ笑えるし(事件なので被害者の事を思えば笑えないネタもありますが)いつか実写ドラマ化してくれないかなぁ。良さが伝われば絶対に面白いと思うんだけどね。2022/06/25

まり

13
図書館本。めちゃめちゃ面白かった。警察24時とかでよく見かけてた秋山さん、こんなに熱い人だとは思わなかった。刑事になるためにすごい努力しているのにビックリした。失敗談では笑えて捜査の大変さも知れていい作品だった。2024/03/31

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10
最近、元警察官の書かれた回顧録を多く目にするようになったと思いますが、この本もそんな一冊。ただ、圧倒的に違うのが著者の破天荒っぷりが際立っているところ。子供の頃から刑事に憧れながら、高校ではツッパリの生徒会長、警察官となってからはほぼリーゼントを貫き通した人は、他には絶対にいないかと。著者が語る事件のエピソードも、武勇伝というより、笑えてかつ泣けるものが多かったです。まだまだ語られていないエピソードがあるかと思うので、ぜひ続編を期待したいです。2022/07/22

Reading

9
2001年に徳島淡路父子放火殺人事件の「おい小池」のポスターを全国に浸透させた刑事として有名な秋山博康氏著書です。 警察官というと過酷なことが多い一方で笑えてしまうことや感動することなど様々なことを感じながら日々事件の解決策を模索したり、未然に防ぐことに想いを巡らせて務められているということが伝えてきます。2022/07/02

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