小学館新書<br> バズる「死にたい」―ネットに溢れる自殺願望の考察

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バズる「死にたい」―ネットに溢れる自殺願望の考察

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  • サイズ 新書判/ページ数 256p/高さ 18cm
  • 商品コード 9784098254200
  • NDC分類 368.3
  • Cコード C0236

出版社内容情報

IT社会の“タブー”に踏み込む!

自殺願望の書き込みは、公序良俗に反するのか――ある遺族から寄せられたメールをきっかけに、著者は“死への記述”が綴られた143のサイトを調査する。ネット上に蓄積された「苦悩のデジタル遺品」は、自殺の連鎖を招く単に“有害”なものなのか、それとも全く別の新しい価値があるのか。
膨大な記述を紐解き、投稿者や遺族など当事者たちの心情を追いながら、「ネットと自殺」という現代社会の難題に向き合った。

内容説明

自殺願望の書き込みは、公序良俗に反するのか―ある遺族から寄せられたメールをきっかけに、著者は“死への記述”が綴られた143のサイトを調査する。ネット上に蓄積された苦悩のデジタル遺品は、自殺の連鎖を招く単に“有害”なものなのか、それとも全く別の新しい価値があるのか。膨大な記述を紐解き、当事者たちの心情を追いながら、「ネットと自殺」という現代社会の難題に向き合った。

目次

第1章 自殺した人のアカウントは悪か?(ある遺族からのメール;「お願いだから家に帰りたい。」 ほか)
第2章 4種類の「死にたい」(道標となる線引きを探す;自殺に至るプロセス×4 ほか)
第3章 「死にたい」の魔力(143人の「死にたい」;自殺教唆とウェルテル効果 ほか)
第4章 「死にたい」の作用(パパゲーノ効果ではない何か;遺族から見た「魔法の笛と銀のすず」 ほか)
第5章 「死にたい」との向き合い方(SNSはいつでも消えゆく;ぼっちさんのその後 ほか)

著者等紹介

古田雄介[フルタユウスケ]
1977年、愛知県生まれ。名古屋工業大学工学部社会開発工学科卒業後、ゼネコンと葬儀社を経て雑誌記者に。2007年にフリーランスとなり、2010年から亡くなった人のサイトやデジタル遺品についての調査を始める(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

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りんご

45
茶化すような気持ちで手に取りましたが、めちゃくちゃ一生懸命考察してます。「死にたい」「消えたい」最近じゃあ気軽に使うワードになってますが、その言葉を残してホントに死んじゃう人もいるもんね。今んとこ全然死ぬ気ないです。本の内容と真摯に向き合うのは遠慮しときます。2024/11/20

しげ

9
「バズる」という言葉から連想されるようなTikTokやInstagramといった最新のSNSではなく、ひと昔前の個人ホームページやブログといったテキストサイトについての言及がメインだったため、やや情報の古さを感じました。インターネットに漂う「死にたい」という誰かの言葉に、引っ張られてしまう人もいれば、つらいのは自分だけじゃないんだと助けられる人もいる。毒にもなれば薬にもなるという例えに共感しました。2024/09/02

てくてく

6
インターネットの中でも特にSNSと自殺に関するルポタージュ。自殺願望や自殺決意をSNSで投稿して実際に自殺した人たちの残したSNSは、他の人を自殺に誘ってしまうということで危険であり有害なのか、を考察しつつ、並行して著者が定期的に観察している「死にたい」書き込みをした人のその後を追っており、タイトルから想像するよりも重い内容だった。昨今のゲート―キーパーの活動についても取り上げられていて参考になった。2024/11/07

Matsumouchakun

2
ネットに記された「死にたい」から自殺願望に対する考察だが、契機が著者の好奇心からってところがどうもひっかかった。確かに「死にたい」には人を惹き付ける魔力があるが、、、2024/09/29

oritako

2
とてつもなく重い。死にたいという声だけでなく、デジタルと死をテーマとする著者の古田さんの逡巡が、同様に研究対象とする自分と重なるところもあり、とても一気には読めなかった。一章読んではしばらく休み、また戻って読み・・と、かなり時間をかけて読んだ。重い問題意識を投げかけられた。2024/09/22

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