出版社内容情報
「たかがゲーム」って思っていませんか?
実は、プロゲーマーには有名大卒の高学歴が多い。
麻布高校から東大へ進学、そしてプロゲーマーとなり『ストリートファイターV』で世界チャンピオンに輝いた、ときど選手。2018年に『シャドウバース』の世界大会で優勝し賞金1億円を獲得した、現役明治大生のふぇぐ選手……彼らに代表されるように、「ゲームが強い人」は、「勉強もできる人」なのだ。
「ゲームを頑張る力と、勉強を頑張る力には相関があるに違いない」――自身もプロゲーマーである著者は、さまざまなゲームのトッププレイヤーにインタビュー。世界を代表するトッププロゲーマーの頭の中を明らかにした。
同時に、近年では「ゲーム依存症」が社会問題となっている。どうすれば避けられるのか。また「ゲームのやりすぎで目が悪くなる」は本当か――医師にも取材、不安を全てぶつけた。
【豪華面々による特別企画も収録】
★Abadango・aMSa・すいのこ「高学歴プロスマブラー座談会」
★御年90歳ギネス記録保持者”ゲーマーグランマ”の若さの秘訣
★Arslan Ashに直撃「パキスタン人はなぜTEKKENが強いのか」
【編集担当からのおすすめ情報】
いまや、競技人口は全世界で1億人以上、観戦者は約4億人といわれる「eスポーツ」。日本でも国際大会が開かれるようになるなど、ここ数年で急激な盛り上がりを見せています。
その熱狂の中心にいる「プロゲーマー」は、優れた「行動力」と「問題解決能力」をもった人達です。彼らの強さの中に、「勉強ができるようになる秘訣」が詰まっています。
内容説明
東大卒ゲーマーに、医者に聞いてわかったゲームで養われる勝負脳。24歳で1億円稼げるeスポーツ業界の「本当の話」。
目次
第1章 「ゲームが強い」のに「勉強もできる」人たち(「ゲームなんかしないで勉強」はもう古い;東大、京大、東北大「高学歴eスポーツ選手」こんなにいる ほか)
第2章 世界一プロゲーマーの「賢くなる力」(ときど(ストリートファイター5)―「ゲームでトップに立つためには、ゲームだけじゃ全然たりない」
ネフライト(Fortnite)―「最強でいるためには選択肢が多いほうがいい」 ほか)
第3章 「脳に良い」「目が悪くならない」ゲームの遊び方(なぜ「ゲームは1日1時間」なのか?;「ゲーム脳」とは何なのか? ほか)
第4章 ゲームを「教育」「IT」に生かす世界での取り組み(アメリカ―大学スポーツとして隆盛、奨学金も;韓国・中国―「ゲーム政策」でIT人材を育てる ほか)
著者等紹介
すいのこ[スイノコ]
1990年、鹿児島県生まれ。プロゲーマー。本名・桑元康平。鹿児島大学大学院で焼酎製造学を専攻。卒業後、大手焼酎メーカー勤務を経て2017年に上京、eスポーツのイベント運営等を行うウェルプレイド株式会社に企画職として就職。19年5月より、同社のスポンサードを受け、「大乱闘スマッシュブラザーズ」シリーズのプロ選手として活動中(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。